香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

ジャワ舞踊やガムラン音楽に関すること、日々の気付きや学び、海外生活で見聞したこと、大好きな植物や動物に関してなどを、私が感じたことを気ままに、ゆるゆると書いていきます

サンタモニカのコミュニティ・カレッジの思い出 ~ 私の歴史/記録(7)

私の歴史/記録シリーズです。前回は、サンタモニカの英語学校に留学していた時、テキサス州サンアントニオまで車で旅をしたことを書きました。

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英語学校には3か月いた記憶があります。でも昔のこと過ぎて記憶があやふや…。私が入学したかった大学は9月にしか入学できなかったので、とりあえず、一学期だけ、サンタモニカのコミュニティ・カレッジに入りました。コミュニティ・カレッジというだけあって、地域住民のために作られた大学で、望めば誰でも学べるというのがポリシーになっているようです。様々な人種、年代の方々が学んでいました。

最初、学力テストみたいなものを受けさせられたのだけど、数学のテストが、小学校のテストかと思うぐらい簡単で、びっくりしたことを覚えています。アメリカでは、天才的な数学者もいますけれども、日本人に比べて数学が苦手な人が多いように思います。あとで友人に聞くと、小学校からの授業でも、無理やりやらされることがなく、出来ないふりをしていれば、それを咎められることもなく、レベルに合わせてやってくれるので、結果的にできないままで終わることもあるとか。さすが、多様性のアメリカというべきか。

コミュニティ・カレッジで受講した授業は、全部は覚えていないのですが、ダンスの授業をとったことを覚えています。また、とても印象に残っているのは、特殊メークの授業。さすがハリウッドが近いだけのことはある。特殊メークの道具を売っているお店で道具をそろえ、特殊なシリコンのようなもの(だったと思う)で鼻を高くしたり、しわを書いておばあさんの顔になったり。本当に面白かったです。おじいさんの先生だったなぁ。よくしていただきました。

英語学校では、それほど英語が上達したとは思わなかったのですが、コミュニティカレッジにいた一学期の間に、英語力がとても伸びたと思います。やはり、外国人ばかりの英語学校では触れられなかった生きた英語に、コミュニティ・カレッジでは触れられたからでしょう。普段使う英語は、授業で学ぶ英語とは違うものでした。初めて生きた英語に触れた気がしました。

 

実は、コミュニティ・カレッジにいた間に、ロサンゼルスで暴動が起き、外出禁止令が出たことがあります。その時のことを次回に書きますね。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な一日となりますように。

 

<今日の植物(庭の植物シリーズ)>

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「サンダーソニアの花」photo by Kaori