香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

ジャワ舞踊やガムラン音楽に関すること、日々の気付きや学び、海外生活で見聞したこと、大好きな植物や動物に関してなどを、私が感じたことを気ままに、ゆるゆると書いていきます

天河大弁財天社、瞑想護摩奉修

いつも読んでくださってありがとうございます。

天河神社での出来事を書こうと思うのですが、盛りだくさんで、何から書くべきかわかりません。でも、時間はかかるかもしれませんが、少しずつ書きたいと思います。

昨夜は、叔母の家に泊まり、久しぶりによく眠れました。天河神社へ行く前にも、バタバタで、睡眠時間が短く、天河神社でも、夜は酒盛りと語り合い、朝は早起きで、あまり眠れなかったのです。そんなわけで、ちょっとボーッとしています。

天河神社へは、御造営30周年記念大祭の中でも19日に行われた、瞑想地護摩奉修の、お手伝いに行っていたのです。いろんなご縁に導かれて、スタッフをさせていただけることになりました。本当に縁というのは不思議だなぁと思います。もちろん、参加もさせていただきましたよ。参加申し込みをされた方だけでも、300人はいらっしゃり、一般の参拝客も混じっているので、誘導のお手伝いをさせていただいたのですが、なかなか大変でした。でも、楽しかったですし、いろいろ興味深かったです。

私は、受付をされた方のみを通せる場所にいたので、「受付はされましたか」とお聞きしてから、お通しすることをしていたのですが、参拝を終わられた方々が、たくさん通られる場所で、狭い通路に赤い三角コーンを置いているにもかかわらず、お構いなしに入ってきてしまわれる方々も多く、てんてこ舞いでした。でも、私の言い方が悪いのかもしれませんが、聞かれただけで、怒ったり、ムッとされる方も何人もいらして、その人間模様が、なかなか興味深かったです。もちろん、気持ちよく対応してくださる方々が圧倒的に多かったですけど。

瞑想地護摩奉修は、実は一番前で見させていただいたのです。11時からの予定になっていたのですが、その前から、なんとなく始まっていました。私は、誘導が終わった11時ごろから見させていただきました。チベット方式の護摩焚きと聞きました。ですので、火は、一般的(というのがあるのでしょうかね?)の護摩焚きより、火は小さかったのですが、結構な風が吹き、火がすぐ近くまで迫ってきているようで、少し怖かったです。

詳しくは体験しなければわかりにくいとは思いますが、地球だけではなく、宇宙全体の鎮魂と祈り護摩奉修でした。それがそこかしこに象徴されているのがわかりました。宮司さまが、前日から地上絵を書かれていて、その上での護摩焚きでした。

みんな、それを取り囲むように椅子に座ったり、立ったりして見ていた、または瞑想していました。私は一番前だったので、火も煙もすごく、時折、目を瞑ったり、目を開けても、瞑想状態のような感じで、非常に静かな心持ちになり、あまり注意深く全体を見ていなかったのですが、4列目ぐらいに見ていた方の話によると、このご神事を行われていた宮司さまが、火と煙を、円全体にぐるっと回るようにコントロールされているのが、ありありとわかったそうです。私も、宮司さまの持っている棒によって、火と煙の向かう方向が変わっているのは気づいていましたが、ぐるっと回っていたなんて、驚きでした。それに、とても気持ちの良い風が吹いていました。

その間、ずっと演奏をされていた方々がいて、また、一人ですが、wheeling Dervishes の方もいて、瞑想状態でクルクルとゆるゆると回られていました。

ご神事の終わりに、一人一人、火に線香を入れさせていただいたのですが、その頃には、多くの人が自然に音楽に合わせて踊り始めて、盛り上がりました。ご神事自体は、静かに行われる予定だったのですが、祈りと音楽と踊りというのは、自然に湧き上がるものなのだなぁ、実は同じものなのだなぁと感じました。そんなわけで、かなり盛り上がりました。私も思わず踊っちゃいました。

この猛暑で、天川村と言えども、かなり暑く、熱中症などが心配されましたが、多くの方がきちんと備えをされてきたからか、気分が悪くなった方も1〜2人で、無事に終えることができました。

 

いろんな意味で、非常に得難い体験でした。

天河神社周辺で2泊したので、いろんな出会いと体験があったのですが、また別の機会に書きますね。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素晴らしい一日となりますように。

 

<今日の植物>

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天川村で咲いていた花)