香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

ジャワ舞踊やガムラン音楽に関すること、日々の気付きや学び、海外生活で見聞したこと、大好きな植物や動物に関してなどを、私が感じたことを気ままに、ゆるゆると書いていきます

ソロでよく行くワルン(食堂)

いつも読んでくださってありがとうございます。

 

引き続き、ジャワ滞在時に書けなかった、ジャワ滞在記の続きです。

今日は、私が主に滞在していたソロで、よく夕食を食べに行っていたワルン(食堂)について、少し書こうと思います。

 

私は、おいしいものは好きですが、そこまで食にこだわりはないですし、野菜が好きということで、野菜がたっぷり食べられる、このワルンによく行きます。毎晩行くときもあるぐらいです。そして、辛いものが苦手で、食べられるものが限られていますし、面倒くさがりの私は、最近では、毎回、同じものを食べてしまいます(笑)。ですので、店に行って座ると、何も言わなくても、いつものメニューで出してくれて、とても便利です。そして、さっと食べられるので、急いでいる時の強い味方。

実は、2003年に初めてジャワに留学した当時から、通っています。もともと、愛想が悪いけれども、非常に働き者のおばあさんがやっていらっしゃいました。ほとんど年中無休で、毎晩開いているという、貴重なワルンです。週日はだいたい夕方の6時前ぐらいから10時過ぎぐらいまで、日曜日は夕方の4時半ぐらいから開いています。そして、朝8時から市場に行って食材を仕入れ、調理をするのだと言っていました。とても働き者ですね。その愛想の悪いおばあさんは、本当に不愛想で、ニコッとも笑わず、ぶっきらぼうで、おまけに、いつも同じものを食べても、毎回値段が違い、食べる人によっても値段が変わってたので、毎回、ドキドキしながら、会計をしていたのを覚えています。おまけにお皿に乗っけてくれる食べ物の量も、その時によって、まちまちだったりして…。最後の方では、面倒なので、向こうがいくらという前に、毎回同じ金額を払うようにしていました。でも、おいしいので繁盛していましたね。晩年には、笑顔もよく見られて、変わったなと思っていました。愛想が悪くても、結構好きだったのですがね。でも、数年前にお亡くなりになって、今は、姪の方が継いでやっています。この方の会計は明瞭なので、安心して食事できます。

 

ソロでは、夕方になって建物の中にある店が閉まって、シャッターが下りると、その前に、許可を受けた人が、テントを立てて、ワルンを開きます。道端のワルンはみんなそんな感じです。

 店構えはこんな感じ。ちなみにここは、Gudangan Trancam Bu Nahというワルン。ソロのマスジット・ショリヒンの近くにあります。

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「ソロの行きつけのワルン」photo by Kaori

 

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「ソロの行きつけのワルン」photo by Kaori

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「ソロの行きつけのワルン」photo by Kaori

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「ソロの行きつけのワルン」photo by Kaori

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「ソロの行きつけのワルン」photo by Kaori

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「ソロの行きつけのワルン」photo by Kaori

 

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「ソロの行きつけのワルン」photo by Kaori

立っている人たちは、テイクアウトをするために待っています。

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「ソロの行きつけのワルン」photo by Kaori

テイクアウトする時は、おばさんの持っている油紙のようなもので包み、ホッチキスで留めます。

 私のいつものメニューは以下の通り。ご飯少しに、Gudangan(ゆで野菜に、ココナッツのを甘辛くしたものを混ぜる)+Trancam(生野菜)、そして、テンペ2枚にゆで卵一個です。

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「ソロの行きつけのワルンでの食事」photo by Kaori

 それに、砂糖を入れないお茶を頼みます。また、一応スプーンとフォークをくれますが、手で食べる人も多いため、手を洗うための水の入ったボウルも運ばれてきます。

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「ソロの行きつけのワルンでの食事」photo by Kaori

 

これで、15万ルピア(120円前後)です。

基本となる料理は、お店の方がお皿に盛ってくれますが、お客さんに近い方に置かれている料理は、付け合わせで、自由に取って、後で申告して支払いするシステムです。

ジャワでは、いろいろ物価がものすごく上がっていますが、ソロでは、まだ、食事は安いです。野菜もたっぷり食べられるし、好きなテンペも食べられるし、安いし、こういうワルンが近くにあることは、本当にありがたいです。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な一日となりますように。