薬草サウナとマッサージ
いつも読んでくださってありがとうございます。
ジャワ滞在時、私には必ず訪れる場所があります。それは、薬草サウナとマッサージ。ジャワでは、日本にいる時よりも体調を崩しやすいので、ジャワに住んでいる時は、体調管理のために通っていました。
ジャワでは、マッサージをしてもらえる場所が多くあり、また、頼めば自宅まで来て、マッサージしてくれます。技量はピンからキリまで。だいたい、オイルを使ったマッサージです。
私自身、何か所も行ってみましたが、自分に合うと思える人は、ほんの少数。私が通っている場所は、60代の女性が自宅で一人でやっています。彼女は、大学でも教えているので、開いているのは、大抵夕方のみ。そしてクリスチャンのため、日曜日はお休み。でも、困った時の頼みの綱のひとつです。
こんな感じの普通の自宅の表の方でやっています。
薬草サウナは、レモングラスやジンジャーなどを入れて沸かしているようです。でも詳しい配合は教えてもらえませんでした。ジャワの伝統的なものだそう。それを、オイルを使って火を焚いています。ガスだとだめだとのこと。たぶん、ガスでは火力が足りないのでしょう。
薬草サウナ用の簡易な個室がふたつあります。入ったところで衣服を脱ぎ、奥のドアの中に入ります。奥の部屋には、床に穴が開いていて、網がかぶせてあり、そこから、湯気が出る仕組みになっています。そして、その穴の上に、椅子が一脚置かれています。
とてもシンプルな造りですね。日本だったら、お客さんが来ないかもですね。でもジャワではこんなものです。もちろんおしゃれなサロンもあることにはありますけれども。ちゃんと掃除もされているし、多少汚れていても、あまり気にならない私です。
この椅子上に、私はタオルを敷いて座っています。部屋は、蒸気で満たされて、真っ白になります。そこで、15～20分ぐらい座っていると、滝のように、サラッとした汗が出てきます。匂いのない水のような汗。すごくデトックスになるような気がします。ジャワでは、お風呂がないので、このように体を温める機会はほとんどありません。一年中暑いジャワですが、実は内臓は冷えているのだなぁと、このサウナに入ると実感します。サウナに入ると、まるでお風呂に入ったような気持ちよさです。
ただし、湯気の量の調整はなかなか難しいよう。今は、若い男の子がお手伝いに入っていて、彼が火の管理をしているのですが、湯気の量が多すぎたり、少なすぎたりで、なかなかちょうどよい量になりません。そういう、アバウトなところもジャワらしいというか。ですので、私自身が、サウナと更衣室の間のドアを開けたり、締めたりして、蒸気の量を自分で調節します。それでも強すぎる／弱すぎる時は、いったん外に出て、弱く／強くしてくれるように頼みます。
サウナに入っている時間は、私の場合、20分ぐらいが多いのですが、なかなか暇で、いつもジャワの歌の練習をしています（笑）。なかなか、気持ちよし！そんなところも、お風呂のよう。
さて、ここは、薬草サウナだけ入って帰ることもできますし、近所の方々は薬草サウナだけ入りに来ることも多いそう。前もって予約しておけば、薬草サウナの後、ここをやっている女性にマッサージをしてもらえます。私は、必ず、マッサージもしてもらいます。マッサージは人によって、合う／合わないがあると思いますが、私は、彼女のマッサージが比較的よく効きます。全身くまなくマッサージするのではなく、ポイントを外さずに、手早く、的確にマッサージする感じ。顔や頭などもマッサージしてもらえて、とても気持ちよく、私は寝落ちすることもしばしば。
マッサージをする場所はこんな感じ
薬草サウナとマッサージ（45分～1時間ぐらい）で、15万ルピア（約1,200～1,300円）。ジャワにしては高いですが、それだけの価値があると思って、通っています。私にとっては、非常にありがたい場所です。長く続けてほしいです。
今回の滞在では、日本出発前から忙しくて、すでに疲れがたまっていたのと、ジャワでも、超多忙で体調を崩しが違ったこともあり、かなり頻繁に通いました。それでも追いつかないくらい、かなり体に無理を強いてしまったようなので、ちょっと反省。今後は、もっとゆったり過ごすぐらいの心の余裕が欲しいものだと思っています。
読んでくださってありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日となりますように。
