香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

ジャワ舞踊やガムラン音楽に関すること、日々の気付きや学び、海外生活で見聞したこと、大好きな植物や動物に関してなどを、私が感じたことを気ままに、ゆるゆると書いていきます

かまどで調理されるレストラン(ジャワ滞在の記録)

いつも読んでくださってありがとうございます。

 

引き続き、ジャワ滞在時の記録です。

先日に書いた、お墓参りの後、お昼ご飯を食べに、ソロ郊外のレストランに寄りました。私の友達のおすすめの場所。鶏肉がメインのところです。

レストラン自体は、とてもシンプルな造り。タイル敷きの床の上にゴザをひいて、その上にテーブルがあり、床に座って食べるスタイル。

鶏肉が柔らかくて、とっても美味しかったです。

 

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「Ayam Panggan Kreweng di Karaganyarにて」photo by Kaori

こういうお肉やお魚を食べる時は、大抵、付け合わせの生野菜とサンバルがついてきます。

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「付け合わせの生野菜とサンバル」photo by Kaori

サンバルは、辛味調味料のこと。いろんな種類があり、混じっているものによってかなり味わいも違うのですが、辛いものが苦手な私は、ほんの少ししか付けられません。でも実は、とても豊かな味がするのですよ。付け合わせの生野菜は、きゅうりと、クマンギという香草です。

 

そして、お肉やお魚がメインの時は、Gudanganという野菜料理も頼むことが多いです。

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「Gudangan」photo by Kaori

ここのGudanganはとてもシンプル。野菜は、パパイヤの葉を茹でたもののみ。それを、ココナッツを甘辛く味付けしたものに混ぜて食べます。野菜の種類は店によってさまざまで、数種類の野菜を茹でたものが出てくるところが多いです。

 

そして、今回は、飲み物にJeruk panas tawarを頼んでみました。Jerukとは、ライムのようなかんきつ類(数種類あります)で、それを絞ったものに、お湯を足した飲み物です。私は、砂糖なしで頼みます。普通に砂糖を入れたものだと、砂糖が大匙山盛り2~3倍入ってくるので激甘です。どこの食堂でも、この飲み物と、お茶は必ずあります。

 

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「Jeruk panas tawar」photo by Kaori

鶏肉が、とても柔らかくておいしかったので、調理場を見せてもらいました。

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「Ayam Panggan Kreweng di Karaganyarの調理場」photo by Kaori

かまどで、まきを使って調理されていました。

そしてまきがとても長い!

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「Ayam Panggan Kreweng di Karaganyarの調理場にて」photo by Kaori

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「Ayam Panggan Kreweng di Karaganyarの調理場にて」photo by Kaori

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「Ayam Panggan Kreweng di Karaganyarの調理場にて」photo by Kaori

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「Ayam Panggan Kreweng di Karaganyarの調理場にて」photo by Kaori





やはり、昔ながらの調理法はおいしい!このような調理法を守れるのって、とても豊かなことだなぁと感じました。

ジャワでも都会では、みんなプロパンガスを使いますし、まきを手に入れるのは、なかなか難しいと思います。でも、ちょっと山の方に行くと、みんなまだまだかまどにまきで調理しています。やはり味が全然違うのだとか。手間はかかるかもしれませんが、そうやって、普段から調理できるって、うらやましいです。

文明の利器を使うことによって、失ったものって結構大きいのではないかと感じます。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な一日となりますように。