香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

ジャワ舞踊やガムラン音楽に関すること、日々の気付きや学び、海外生活で見聞したこと、大好きな植物や動物に関してなどを、私が感じたことを気ままに、ゆるゆると書いていきます

予防接種(破傷風と狂犬病)

このブログにご訪問頂きありがとうございます。

 

先週、今週と予防接種に行ってきました。インフルエンザではなく、破傷風狂犬病

来年、ありがたいことに、仕事で何回かジャワへ行くことになり、派遣機関の方針で、接種が必須ということなのです。ジャワは、これまでも長年住んでいましたけれども、こういう予防接種は初めてかも…。

実は、こういう予防接種は受けたことがあるのかも、あまり覚えていないのです…。以前、これらの予防接種に関して調べたことがある覚えがあるので、もしかして受けているのかもしれませんね…。ただ、その記録が見つからない。でも、かなり年月が経っているはずなので、まあ良いかですね。

ただ、こういうことは、きちんと記録に残しておかなければいけないなぁと、改めて感じました。これまで、いろんな思いがけない人生の流れで、そういう記録をきちんとできてこなかったのです。母子手帳もどこにあるかわからないですし…。

さて、予防接種を受けられる病院を探してみると、意外に少ないのですね。私は郊外に住んでいるのですが、たまたま、車で20分ぐらいの場所に今年オープンしたばかりのトラベルクリニックがあり、そこで受けることにしました。

調べてみると、狂犬病ワクチンも国産と輸入のものがあり、違いが良く分からず。メールで問い合わせを送ったら、お医者様が電話をかけてきてくれ、簡単に説明してくれました。

輸入のものの方が、世界的にはよく使われ、WHOに認められているものであることで、輸入の方を受けることに。そして、動物と接する仕事というわけでもないので、2回受けていけばよいだろうということになりました。

国産のものだと、なぜか、多くの回数を受けなければならないのですが、何が違うのでしょうね。

ただ、輸入のものは、まだ認可されていないので、副作用などが起きた時に、厚労省の予防接種健康被害救済制度の適用は受けられないとのこと。ただ、輸入業者の保障は受けられるということで、そういう紙にサインさせられました。 

狂犬病の方のワクチン接種は、とりあえず1回目の接種の後、一週間後に2回目を接種します。それで、何年か後(3~4年と言っていたような気がします)に3回目を接種すると良いとのこと。とりあえず2回接種すれば、もし咬まれた場合でも、その後すぐに現地の病院で接種し、その3日後に2回目を接種すればよいそうです。

 

調べてみると、インドネシア狂犬病での死亡が結構多いのですよね。狂犬病は発病すれば、ほぼ100パーセント死亡ということなのでこわいですね。

また、咬まれた場合、破傷風のワクチン接種も必要ということで、そうでなくても、ジャワでの生活を考えると、けがをしても、そこから破傷風になる確率が日本よりも格段に高いと思うので、この機会に、破傷風ワクチン接種ができて良かったです。ちなみに、私の場合は、年齢的に、子供のころにワクチン接種を受けているだろうということで、今回は1回の接種で済みました。それで10年はもつようです。

 

接種自体は、上腕の筋肉注射になるのですが、それほど痛くもなかったです。ただ、破傷風の方は、少し腫れましたね…。たまに、38度ぐらいの熱が出る人もいるそうですが、1日で下がれば心配ないのだそうです。私の場合は、特に問題もなく大丈夫でした。ただ、狂犬病2回目接種の翌日、なぜか接種したほうの腕の脇の下がちょっと痛かったです。なんだか、リンパが腫れている感じ。

ワクチン接種も、いろいろ体に負担があるのでしょうね。でも、まあ、仕方がないのでしょうが…。

 

今回の接種では、海外に行くときは携行するようにと、予防接種記録の冊子を作ってくれました。接種したワクチンの種類とバッチナンバー、日付、医者の名前とサインが入っています。こういうものが頂けるのは、ありがたい。ただし、もちろん料金もかかります。

こういう予防接種は、もちろん保険適応ではないので、10割負担となり、なかなか高かったです。仕事のためなので払い戻していただけるからよいものの、自費だったら結構大変かも。諸費用含めて、全部で3万円以上かかりました。でもまあ、備えというのは大事なのでしょうね。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な一日となりますように。

 

<今日の植物(家の植物シリーズ)>

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ビオラ・ソルベ。この株の一番花が咲きました!」photo by Kaori