香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

ジャワ舞踊やガムラン音楽に関すること、日々の気付きや学び、海外生活で見聞したこと、大好きな植物や動物に関してなどを、私が感じたことを気ままに、ゆるゆると書いていきます

みんなからのギフトを受け取り損ねていた!~ガムラングループ・ランバンサリとの共演時に気付いたこと

2023年7月2日(日)15時から、愛知県小牧市味岡市民センターにて、こまき市民文化財団主催の「青銅楽曲ガムラン集団ランバンサリ~ジャワのガムランと舞踊」に舞踊で出演させていただいた。

舞踊の演目は仮面舞踊トペン・グヌンサリ。ラドラン・グヌンサリという曲を使う方のバージョンの10分弱の踊り。踊った後に、3分ぐらいの、座ってできるジャワ舞踊の動きのワークショップもさせていただいた。

コンサート全体でも、ジャワガムランをあまり聞いたことがない方たちに向けて考えられた参加型のコンサート。短いガムランワークショップも行われ、節目の楽器がなる時に、お客さんに手拍子をうってもらい、ガムランの曲の成り立ちが感じられるようなプログラムでした。

お客さんにもとても喜んでもらえたと感じます。

また、生演奏で踊れて、私は非常に楽しかった。やはり、ランバンサリの方々の演奏は素晴らしい。そして、樋口さんの太鼓が、ものすごく私の踊りをサポートしてくれる。私が踊り方を少し変えると、瞬時に太鼓が変化するのもすごすぎる!

ジャワ舞踊スラカルタ様式男性優型舞踊トペン・グヌンサリ by岡戸香里、演奏byランバンサリ 2023年7月2日

ジャワ舞踊を踊ってみよう!ワークショップ 2023年7月2日

愛知県ということで、父や知り合いが何人か見に来てくれた。以前一緒にガムラン練習をしていた方々や、私がガムランを教えている方、私の大事な友人が娘さん(中学生ぐらいかな)と一緒に来てくれたのも嬉しかった。

今回、私の大事な友人と娘さんのおかげで、私は大きな気づきをもらったような気がする。

彼らはすごく感動してくれたよう。終演後会うと、開口一番「素晴らしかった!人間じゃなかった!」

娘さんは、私が踊っているとき、「本当に神様が踊っているみたいで、途中視線が合わせられなかった」らしい。

二人とも、人外のものの存在感を普通に感じる敏感な方たち。

 

この友人(しんちゃん)も、この日のことをブログに書いてくれているので、リンクを貼っておく。

 

不思議事件簿②家の中で歩く者 - わたしからあなたへ

 

相変わらず、不思議な経験の多い人だ。このリンクの記事の最後の方に、公演を見に来てくれた感想が書かれている。

とても素晴らしいブログなので、他の記事も是非読んでみてください。

 

さて、元に戻ると、このような感想をもらって、とても光栄で、有難く思った。

初めて会った、初めて私の踊りを見てくれた女の子が、うそがなく、そう感じてくれたことで、とても素直に受け取れた。

 

でも、そこではたと気が付いてしまった!!

実は、これまでも「神様が踊っているみたい」という感想を、いろんな人から、しばしばもらっていたのだけれども、無意識のうちに本気で受け取ってこなかったのだと。そのほかの誉め言葉も同じように受け取ってなかったかも…。

私は、自信はあっても、自己肯定感が低い。というか、自分に厳しい。自分に完璧を求める。その分謙虚であれるともいえるけれども、いろんな人に、そのような素晴らしい感想をもらっても、私自身が納得できてなかったら、「私が神なんて、何かの比喩かしら?私そんなに素晴らしくないけどな。お世辞かしら?」などと、その誉め言葉から逃げてたように思う。それに気づいて、自分でも驚愕してしまった。自分に受け取るのを許していなかったというか…。

 

確かに、私が踊っていないのだから、そりゃあ神しかないよね。そこには、踊っている「私」はおらず、踊りだけしかないのだから。

実は、その4日前の東京でのアーティスト、すぎやまたくさやんとのコラボの時も、彼の友人が、スタッフだけに短時間ライブ配信されていた踊りの動画を見て、「あ、この人の中に誰もいない!」と感じて、飛んできて途中から見てくれたのだ。そう、踊っている時に私はいない。(というか、いつも私はいないともいえる。何にもない。)

 

(私はいないとはいえ…)謙虚であることは、芸術に携わるものをして、とても重要だと感じる。なぜなら、謙虚じゃない人のもの(踊りでも、音楽でも、絵でも、なんでも)は、気持ち悪くて見ていられないから。(それも起こることだと言ってしまえばそれまでなのだが…。)なので、慢心はしないけれども、誉め言葉は、これからはオープンに素直に感謝と共に受け取ろうと思った。

 

これは、みんなからのギフトだ。そして、全体へのギフトともいえる。これまで、どれだけ素直じゃなかったんだろうと自分でもびっくりする。受け取り損ねていたわ…。

 

最近、ずっと体が軽い。因果関係なんて存在しないから、「なぜか」なんかないけれども、(物語として考えるなら、思い当たることはいっぱいあるけれども)、身体を構成する分子(?)が、ばらけてきているというか、ほどけてきているような感覚。間のスペースが広がったような。たまに体がないんじゃないかと思うくらい。それが普段の生活でずっと続いている。身体が透明で、光に満ちている感覚。丹田あたりなんて、どこまでもどこまでも広がり過ぎちゃって収拾がつかない感じ。だから何というわけではないけれども、非常に自由に感じ、歓びを感じる。ますますオープンに、楽になってきている。そして、ますます踊りやすくなってきている。

 

ありがたいばかりです。

終演後の写真 2023年7月2日 小牧市味岡文化センターにて

 

読んでくださってありがとうございました。

皆さまにとって素敵な一日になりますように。

すぎやまたくや/岡戸香里コラボライブを終えて

去る2023年6月28日(水)19時~21時、北青山のギャラリーにて、アーティストのすぎやまたくやさん(タクちゃん)と舞踊家岡戸香里(私)とのコラボライブを行いました。

ギャラリーということでスペースが限られ、30人前後の方に見ていただきましたが、これが、おかげさまで、かなり評判がよく、身体が軽くなってしまった人が続出したり、感動してくれた方々も多かったので、ちょっと、記録に残そうかなぁと思い、このブログを久しぶりに書いています。

 

今回のコラボは、わたしともタクちゃんともお友達で、ヨガの先生のなおみちゃんが、「自分が見たいから」と企画してくれたもの

タクちゃんは、35歳の天才的な、神がかり的なアーティストです。彼の絵のエネルギーといったらすごい!私もものすごく好きな絵がたくさんあります。

絵を描くことにとどまらず、宝石や服のデザイン、楽器演奏、ヒーリング、俳優など多彩な方。透明感あふれる、輝いている方です。

最近、私は、ある場所や人(たとえ行ったことのない場所や会ったことのない人でも)を思うと、その場所や人のエネルギーがパーッと丹田あたりで感じられる(気がする)のですが、タクちゃんをイメージすると、透明でキラキラした光に満たされるような気がします。

 

今回、コラボをすることを決めたのが6月10日。タクちゃんが使っている北青山のギャラリーをいつまで使えるかわからないということで、6月中の日程が合う日で28日に決めました。

コラボをするにあたって決めたのは、流れだけ。

まず、私がジャワ伝統舞踊を一曲踊り(直美ちゃんのリクエストで仮面舞踊、ジャワ舞踊スラカルタ様式男性優型舞踊トペン・グヌンサリ(ボンデット)を選びました)、その後、即興コラボへ向けてのつなぎ(私の着替え)で、10分ぐらい、タクちゃんが、ケルパータンブラを演奏しながらホーミー(overtone singing、倍音唱法)を行い、私が着替え終わって出てきたら、楽器をギターに替え、演奏し、その演奏をループ録音して流しながら、ライブペインティングをする。その間私は踊り続ける。決めたのはそれだけ。後は出たとこ任せ。

私は今は主にジャワ舞踊を踊っているが、元々モダンダンサーで、16歳の時からプロのダンスカンパニーで踊り、アメリカに渡って大学でダンスを中心とする舞台芸術を学び、振付師、ダンサー、舞踊教師などをしていた。その頃、もちろんよく即興もやっていたし、ジャワでも日本でも、たまに即興で踊ることはあった。

ただ、まだ出会って間もない、それほど知らないタクちゃんとの即興で、何が起こるんだろうと、ワクワクしていた。

 

やってみて、流れがあまりにスムーズで驚く。

最初の伝統舞踊。出てきただけで、観客がワーッと湧きたつのが分かる。今回は、舞踊関係者は5人(そのうち4人はバリ舞踊の方)のみ。他の観客は、私も参加している禅サンガなど、オンラインで知り合った方々も多く来てくれていたけれども、ほとんどの人がわたしの踊りを見るのは初めてだったと思う。

ジャワ舞踊は、インドネシアジャワ島中部の古都、スラカルタジョグジャカルタの王宮を中心に発展してきた舞踊で、儀式的な舞踊から、インド発祥のマハーバーラタ、ラーマヤナ、ジャワ島発祥のパンジー物語などを題材とした舞踊、農村発祥の舞踊が発展してきた五穀豊穣を祈って踊られる踊りなど、ここには詳しくは書きませんが、他にもさまざまな種類の舞踊があります。

スラカルタ様式の仮面舞踊では、初めは仮面をつけずに出て、途中で仮面をつけ、最後に仮面を外すのが一般的。私が踊ったトペン・グヌンサリは男性優型(アルス)の舞踊で15分ぐらいの演目。12世紀東ジャワのパンジー物語から題材が取られている。トペンとは仮面のことで、グヌンサリとは人物名。「パンジー物語」に登場するドホ(Daha)王国のグヌンサリ王子が、ジュンゴロ(Jenggala)王国の美しいラギルクニン姫に恋焦がれる様子が描かれている。ほかのアルス(男性優型)舞踊に比べて、動きが大きく、力強いのが特徴で、グヌンサリ王子の若々しさや、そのキャラクターが表現されている。恋する男性の姿を描く、「ガンドロン」というジャンルの舞踊の一つである。もともとはスラカルタとジョグジャジャカルタの間にあるクラテン村で発祥した仮面舞踊劇ワヤン・トペンの登場人物の舞踊が独立したもので、そこからインスピレーションを得た、スラカルタの高名な舞踊家/振付師である故スナルノ氏によって創作された作品を踊った。スナルノ氏は、私がアメリカ在住のころから縁のある方で、そのこともあってか、私はこの作品を踊るのがとても好きである。

トペン(仮面)は、木製で、私の顔のサイズに合わせて作ってもらっており、美しく彩色されている。ひもなどで結わえるのではなく、口でくわえてつけるようになっている。クラテン村の仮面舞踊劇では、動いているときは仮面を口にくわえてつけているのだが、セリフを言う時は、仮面を手で取って、顔の前に少し浮かしながら、言う。スラカルタの仮面舞踊で口でくわえる仮面を使うのが一般的なのは、その名残ではないかと思う。ちなみにクラテン村での仮面舞踊劇は朝から夕方までとか、夜じゅう8時間ぐらい演じられるものなので、その方が演じやすいのではないかなと推測している。

仮面は、目の下に細く穴が開いているのと、鼻の穴が開いているだけで、つけていると視界のほとんどがさえぎられていて、非常にバランスがとりにくい。そこに仮面舞踊の難しさと面白さがある。また、普通のジャワ舞踊を踊る時と同じように踊っても、仮面が生きず、そこに動き方の工夫が必要になる。

それでも、踊っているときは、ただ踊りと音(音楽)と場がある。私が踊っているのではないのである。そのことを最近ますます強く感じる。(といっても、感じる私がいないのだけれども…。言葉で表現するのは難しい。)私が踊っているわけではないけれども、最近、以前よりももっと自由に丹田から動けるようで、とても気持ち良く踊れる感じがする。動きはすべて丹田から発生すると、モダンダンスでもジャワ舞踊でもいろんな先生に教わったけれども、最近になって、やっとわかってきたような気がする。

ジャワ舞踊スラカルタ様式男性優型舞踊トペン・グヌンサリby岡戸香里 2023年6月28日

ジャワ舞踊スラカルタ様式男性優型舞踊トペン・グヌンサリby岡戸香里 2023年6月28日

ジャワ舞踊スラカルタ様式男性優型舞踊トペン・グヌンサリby岡戸香里 2023年6月28日

ジャワ舞踊スラカルタ様式男性優型舞踊トペン・グヌンサリby岡戸香里 2023年6月28日

 

さて、コラボに話を戻す。

ジャワ舞踊を踊り終わると、控室に戻り、早替え。

ジャワ舞踊の男性舞踊を女性が踊る場合、着るのにはものすごく時間がかかる。私は、余裕をもって、着るだけに1時間は取っておく。そして化粧に1時間をとっておくので、大体準備に2時間かかる。でも、脱ぐのは早く、10分ぐらいの早替えで出られた。

 

着替え終わって、パフォーマンススペースに戻ると、タクちゃんが、お客さんのすぐ前で、ケルパータンブラを演奏しながら、ホーミーを歌っている。体が大きくて、声も良く、響く声だと思っていたけれども、その時のエネルギーは半端なかった。

ケルパータンブラは、ドイツ発祥で、音楽療法を目的として開発された楽器。たくさんの弦を両手でなぞるようにはじいて演奏する楽器。名前からも分かるように、効果としてはインドのタンブーラに似ている。開放弦を同じように繰り返しはじくだけ。でもなんとも落ち着く音のじゅうたんになる。ホーミーは歌い手が一人で二種類の声(普通の声と高い声)を同時に出す、モンゴル民謡などで使われる倍音唱法。(実は私もアメリカでの大学時代、ホーミーをみんなで歌おうというグループに入っていて、車を運転する時も、よくホーミーを歌っていたという縁があり、ホーミーは大好き。)

タクちゃんによるケルパータンブラとホーミーは、音の重なりや響き、エネルギーで本当に場がどんどん清められていく感じ。金色のエネルギーのように感じた。タクちゃんも、顔をあげて目をつぶり、瞑想的な感じで、演奏し歌う。

私は、後ろの方から、白いドレスとパンツに、白地に青のメガムンドゥン柄(ジャワ島チルボンのバティック伝統柄でスピリチュアルな雲のモチーフが描かれ、仮面舞踊の衣装にも使われる)の布をかけ、黒、赤、白色で染められた一枚のサンプール(ジャワ舞踊に使われる細長い布)を首からかけ、トペン(仮面)を三つ(スカルタジ、パンジー、クロノ)、サンプール3枚(白、青緑、赤)を持ち、登場した。

すぎやまたくや/岡戸香里コラボライブにて 2023年6月28日

すぎやまたくや/岡戸香里コラボライブにて 2023年6月28日

すぎやまたくや/岡戸香里コラボライブにて 2023年6月28日

しばらく動き、観客の前に、トペンをサンプールの上に、一つ一つおいていく。

タクちゃんは、後ろに下がり、アンプで音を調節したギターを演奏する。

そこからは、何も考えず、感じるままに動くだけ。

いろんなものが駆け抜けていく

たおやかさ、強さ、鋭さ、柔らかさ、呼吸…、水、風、土、炎…。

タクちゃんは、ずっと下を向いてギターを演奏しており、視線による交流は全くない。でもそこに、確実に、エネルギーの交流があった。交じり合うというより、目に見えないけど、響き合って、お互いに変化していくような感じ。これまで経験したのとはちょっと違う感覚の即興だった。本当に何も障害のない、何も間にない感じ。そして、何とも気持ちの良い音が流れてくる。自然と体が動く。本当にこの時の繰り返しのメロディが素晴らしく、今でもそれが耳に残っていて、それだけでも癒される。

前にも書いたけど、タクちゃんとは、このコラボ前に、数回お会いしたけれども、実はあまりよく知らない。あまりよく知らない人と即興するのって、とても面白いと感じた。

すぎやまたくや/岡戸香里コラボライブにて 2023年6月28日

すぎやまたくや/岡戸香里コラボライブにて 2023年6月28日

すぎやまたくや/岡戸香里コラボライブにて 2023年6月28日

気が付くと、演奏が録音のループになっており、タクちゃんは、ライブペインティングに入る。

そのスムーズさに驚く

すぎやまたくや/岡戸香里コラボライブ 2023年6月28日

すぎやまたくや/岡戸香里コラボライブにて 2023年6月28日

すぎやまたくや/岡戸香里コラボライブにて 2023年6月28日

すぎやまたくや/岡戸香里コラボライブにて 2023年6月28日

すぎやまたくや/岡戸香里コラボライブにて 2023年6月28日

 

残念なことに、ギャラリーの床は少し傾いていて、絵具が流れてしまうので、作品としては残せないようだけれども、勢いのある美しい絵が出来上がる。

すぎやまたくやさん、ライブペインティング作品 2023年6月28日

 

伝統舞踊から始まって即興が終わるまで、約45分。

そこには、作り物ではない、リアリティだけがあった。

 

10分休憩して、なおみちゃんをモデレーターをして、3人でお話し会(対談)

私は話はあまり得意ではないと自分では思っていて、本当に口について出てくること(口から出まかせ)しか話せない。(というより、私たちの口から出る言葉は、すべて口から出まかせで、私たちがコントロールしているものではないと感じている。)

対して、タクちゃんは、水が流れるようにスムーズに話す。素晴らしい話し手である。そして、聞き手に対しても、わかりやすく、親切に話しているなぁと感心する。そして、なおみちゃんはしっかり対談を形作ってくれた。

すぎやまたくや/岡戸香里/入江直美 お話会 2023年6月28日



たくさんの素晴らしい感想をいただいたので、ここで一部紹介させてください。

すごいことに、身体の変化を感じている方たちが何人かいらっしゃいました。実は私もその一人かも。身体がずっと軽い。

 

<来てくださった方々のご感想>

・とても気持ちのよい時間でした。身体が軽くなった気がしてます。

 

・素晴らしい舞をありがとうございました💕。たくちゃんとのコラボ時、何度かすごい目力を感じ、身体の中を何かが通って行った感じでした。帰宅時、身体が軽く混雑した車内も快適に感じ、なんじゃこりゃ〜浄化というもの?て思いながら、帰りました。

 

・イベントとても楽しかったです。かおりちゃんの生舞踊は、手と足の隅々まで意識が入ってて感動でした❣柔らかさと力強さ両方、素晴らしかった。タクちゃんのヒーリングホーミーも素晴らしかったし、ライブペイントと踊りのコラボもお話会もとても素敵で快適な時間でした❣️

直美ちゃんの企画と進行も👍👍

 

・かおりさん、素晴らしいダンスを見せていただき、ありがとうございました💕

昔バリ島に行った時見たパリ舞踊とは全く異なり迫力がありました!(良い意味😊)

お面をつけた時はかおりさんと違った美しさや洗練された動きに感激のあまり泣きそうになりました。

 

・本当に素敵なパフォーマンスをありがとうございました🥰💓✨

本当に奇跡としか言えない素晴らしいコラボレーション。

もう本当に言葉も出ない程に素晴らしくて、かおりさんが神々しく美し過ぎてほんとに涙を堪えるのに大変でしたし、鳥肌が立ちっぱなしでした😭✨

あの伝統舞踊の男の踊りは色気が本当にすごくて、力強いのに柔らかくて、指の動きや首や顔の角度の繊細さから作り出される表情がまるでお面とは思えない表現の奥深さを感じました。そしてジャワの宮廷がまるで見えるかの様な錯覚。

対してタクちゃんのホーミーと楽器のもの凄いエネルギーとかおりさんの神々しい踊りが見事な場を作り上げていて、正直時間も空間も何も無くて、美と舞とエネルギーと音とそれに対する反応だけがあって、本当のリアリティを示してもらったなと思いました😭💓✨

今まで(真理の)探求してきたのはどこか机上の空論の様なリアリティの無さを感じてしまいました。それ位本当にただ本物のリアリティだけがあったなという感じでした。

ただただ反応だけがあって、事実というリアリティだけがあって、それがアートというストーリーを創り出す。
沢山の本を読むよりも、誰かのお話を何十回聞くよりも本当に知りたかったこと、気付きたかったことが全部全部ここにあった。
本当に「これしかない」って感じ。

お話し会も素晴らしかった😍✨

そしたお誘いした方々みんな、すごくすご〜く興奮していた様でまた観たい❗️と言っていました💓翌日も朝から凄かった!とみなさんから連絡を頂きました😆

感想が文字で語り尽くせないーー😁💦

 

・昨夜は"お疲れ"様でした!が違う気がする程、湧き出る様な気持ち良さそうな舞台でした🌊

 

・とても素晴らしいライブを見せていただきありがとうございました!

友人たちも大興奮で、とにかく受け取ったものや感じたものが多くて頭がパンパンーーと騒ぎながら帰路につきました(笑)

早速揃ってタクヤさんのWS申し込みましたし😆

これまでみた事のあるコラボライブ(それほど機会があるわけではありませんが)とは比べものにならないくらい一体感がすごかったです✨これまで観たことがあるものはどうしてもコラボといっても別々に行われてる感じが否めなかったのですが、昨日のライブは本当に交流がみえるというか、観客も含めた一体感があって、とにかく濃密で、経験したことない感覚でした。

お二人のお話も興味深いものばかりで楽しく、もっと聞きたいくらいでした!

かおりさんがおっしゃる、「私」も「あなた」もなく、ただそこに踊りが存在してるという感覚…まだ経験したことがなく、自分もそんな感覚を味わってみたい!と思います。

また、ライブから帰宅して眠ってからもずっとタクヤさんがライブペインティングで描かれた緑色や青がずっと身体のなかを流れているような感覚があり、翌朝は睡眠時間が普段より短かったにも関わらず、すごく深く眠れたなぁーと起床し、なんだか細胞が一部入れ替わったような不思議な感覚がありました。すごい芸術に触れるとそういうことってあるんだなぁと、改めて芸術の力、お二人の凄さを実感しました✨❤️

 

・本当に凛としたなかにあるたおやかな動きに魅了されました!takuyaさんとのセッションでは深いところでは何でも見えてしまう。何でもわかってしまう。という域からの場と間の共演で素晴らしかったです。

 

・素晴らしかったです💖

仮面が思ったより鼻が高くて(笑)

手の動きが綺麗できっとそれぞれに意味があるんだろうなぁと思いながら、動きのしなやかさに見惚れてました。杉山さんとの繋がりも滑らかで。彼の演奏と声が不思議でたまりませんでした。

 

他にも、口頭で聞いた感想に

・コラボを見ている間は癌の痛みが消えていました。

・そこに全てのリアリティがあって、「さとり」なんてどうでもよくなりました。

・帰り道なぜか温泉に入ったようにゆるみました。

・パフォーマンスを見て以来、不整脈が出ておらず、身体が軽いです。

 

等がありました。

 

涙が出るほどうれしいご感想をいただきました。

踊っていた本人も、いったい何が起こっていたのかよく分かっていませんし、実際は何も起こってなかったのでしょうが、あの場をみんなで共有できたこと、本当に本当に嬉しかったし、感謝しかないです。

そしてあの美しい空間で、美しい絵と優しい人々、癒しの音楽に囲まれて踊れたこと、本当に嬉しく、気持ち良かったです。ありがとうございました。

 

以上です。


乱筆乱文、お許しください。

 

皆さまにとって、素敵な一日となりますように!

 

2023年の初めに

このブログにご訪問いただき、ありがとうございます!

 

あっという間に2023年になりましたね。

なかなかブログも更新できずにいました。

でも、いつでも再開できるのもありがたいですね。

ゆるゆるといきたいと思います。

 

赦されてただ在る。

生かされてただ在る。

 

ということを、心にとめて生きたいな~と思っています。

 

同時に全ては一つ。
同時に何もないし、何も起こっていない。
いま、ここ、わたししかない。
 
上手く言えないけど。
 
それでも、今の気持ちは本当におかげ様です。
実際には何も起きていないけれども、
ここで人間として生きていく。
ここからまた始めて行きます。
 
心静かに、どっしりと、優しい気持ちで生きたい。
今年のテーマは「受け取る。通す。」です。
これまでは、何かといえば、自分が取りに行っていたけれども、受け取ればそこにすべてあるのだと感じるのです。
瞑想や座禅をしている時も、ちょっとだけ取りに行ってしまっているなと気づいたのです。
自分を引いて、お任せで全信頼して受け取る。使ってもらう。
踊っている時も、私が踊ってるのではなくて、ただ踊りだけがある。
踊りがわたしを通って起きる。
まあ、それしかできないし、受け取ったり通す私もいないけどさ…。
そして、やさしい気持ちという方向をつけておくのも重要だなと感じています。
何でも大丈夫、何が起こっても大丈夫なんだけれど、わたしの場合、起こるがままにさせておくと、やさぐれていく感じで、あまり気持ち良くなくて。
やはり心が肚におさまっていないと、いろいろネガティブな考えがやってくるような気がする。私にとって、やさしい気持ちは、心が肚におさまった状態のことかなと思う。
肚におさまっていないと、身体も浮ついてきて、季節から外れた体になってしまうように思う。
実は、冬の初めに、私が信頼する整体の先生に、私の身体はまだ真夏のままだと指摘されて。
この1か月ぐらい、いまここを感じ、肚に意識をおさめ、テンションを下げ、季節を感じ、季節のものを食べるようにしたら、無事冬の身体になったらしい。
有難いことに、おなかの辺りに幸福が満ち溢れているのを最近は常々感じています。
すべてはあるがまま。
そして、いつも新しい今、フレッシュな今にいよう。
力を抜いて、肚から、軽やかに生きていく。
そして、踊り続けます。
 
今年の初日の出は、うちの近所だけれども、行ったことがなかった池で見てきました。
素晴らしかった!
写真をおすそ分けしますね!
 

「2023年初日の出前の朝焼け 2023年1月1日」photo by Kaori

「2023年初日の出前 朝焼けの中の鴨たち 2023年1月1日」photo by Kaori

 

「2023年初日の出 2023年1月1日」photo by Kaori

「2023年初日の出 2023年1月1日」photo by Kaori

「2023年初日の出 2023年1月1日」photo by Kaori

「2023年初日の出 2023年1月1日」photo by Kaori

「2023年初日の出 2023年1月1日」photo by Kaori



読んでいただきありがとうございました。

 

素敵な日々をお過ごしください。

 

今日の詩(2022年4月27日)

全て自然に、勝手に起きていく

起こるがままにさせておこう

在るがままに在らしめておこう

それはわたしだから

 

どんなことが起こってきても

委ねよう

邪魔しないでおこう

許そう

人だけでなく自分も

そうしようとする個人もいないままに

コントロールできる個人もおらず

勝手に起きているから

 

ここにはぴったりとひとつのこれしかない

美しさと色彩にあふれている

いつも

新しい光と

新しい音に

満ち溢れている

赤ちゃんの様に

それと一体

一体になる個人もいないままに

ただある

 

 

読んでくださってありがとうございます。

今日の詩は、自分のために書きました!

読んでくださる方にも、何か感じていただければ嬉しいなぁ。

素敵な日々をお過ごしください。

 

カリフォルニアポピー 2022年4月27日」photo by Kaori

 

 

 

今日の詩(2022年4月25日)

起きることが起きる

成るように成る

選ぶものも選ばれるものもいない

ぴったりひとつ

全ては起きて変化して消えていく

掴むものも掴まれるものもない

安心していよう

大丈夫だから

もとから愛の中にいるから

全ては完ぺきなバランスの中にあるから

 

飛ぶ鳥がすぐ近くをさっと通り過ぎたら

その瞬間はっと鳥になる

風をうなじで感じたら風になる

そこに私はいない

それだけがある

 

 

読んでくださってありがとうございました。

素敵な日々が続きますように

「新緑 2022年4月25日」photo by Kaori

 

 

 

 

 

 

 

お気楽

お気楽は

最高

最幸

最強!

 

以上!!

 

 

このブログにご訪問いただきありがとうございます。

最近、気楽であることって、最強だなぁと感じています。

わたし自身は、子供のころから、くそ真面目(母の言葉)で、すぐ深刻になりがち…。

面白いことの一つも言えず、ユーモアのかけらもなくといった感じ。

年を重ねて、多少ゆるくなったかなぁという気もしますが…。

でも、ほんとうに「いまこここれ」しかない!いま目の前に現れているものしか存在しない!と腑に落ちてから、すごく肩の力が抜けて、安心。丹田の辺りがぽかぽかしています。

相変わらず、嫌な思考や焦りなんかも起きてきますが、「あるな~」と否定も肯定もせず、調べもせずに放っておけば、すぐに変化して過ぎていくし。気楽で、軽やかです。そうすると、いろいろ軽やかに動いていけるように感じています。

 

確かに、世界にはいろんなことが起きているように見えます。

 

それに対して、わたしなりにできることをしたり、祈ったりすることも自然に起きてきます。

 

そして、真剣に真面目にやりたいことがあれば、自然に真剣に真面目にやることが起きてくる。

 

日常のあれこれをすることも自然にやることが起きている。

 

悲しいことも当然起こってくる。でも悲しみだけがあって、そこに苦しむわたしはいないんだなぁ。痛みも然り。

 

何事も深刻になることはないんじゃないかと思うのですよね。お気楽で、柔らかくいた方が、周りのみんな幸せではないかと。

結局、みんな幸せでいたいですし。

幸せはいつかどこかではなく、まさにいまここにある!と思うのです。

 

今日も思いつくままに気のままに書かせてもらいました。

 

読んでくださってありがとうございます。

 

素敵で幸せな日々を過ごされますように!

 

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「種から育てたルピナスの花 2022年4月17日」photo by Kaori

 

 

 

 

光の珠

<光の珠>

 

肚を中心に心地よく柔らかく開けた明るさがある

 

肚からハートにかけて

 

静やかな穏やかに満ちている光の珠

 

いつもあるもの

 

過去現在未来も関係なく

 

いつもある

 

ただ戻るだけ

 

目に入るもの、聞こえてくるもの

 

全て愛おしくなる

 

全てはわたし

 

それしかない

 

 

 

改めまして、このブログにご訪問いただきありがとうございます。

電車に乗っていたら、ふとこの思いが湧いてきて、書き留めてみました。

基本的に私は知らない人や事は好きじゃなく、身構える方なので、知らない人や景色を愛おしく思えるなんて、この感覚にびっくり。

肚の辺りの光の珠のように感じるものは、明晰で開けていて気持ちよくて、なんだか感動するのです。

 

とりとめないですが、シェアさせていただきました。

読んでくださってありがとうございました。

あなたが素敵な日々を過ごされますように!

 

 

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<「種から育てたパンジー」photo by Kaori>