ジャワの新年 ~ジャワでの出来事の記録
このブログにご訪問頂きありがとうございます。
日本に戻ってきて3週間。いろいろ用もあってバタバタしていましたけれども、次回のジャワ渡航の前までに、ぼちぼちジャワでの出来事もブログに書いていけたらと思います。
ジャワにいるといろんな事が目まぐるしく過ぎていき、前日のことが、もう1週間前のことのように感じていました。踊りの公演に、仕事に、ジャワ舞踊やガムランの練習に、ジャワのいろんな行事に参加、コンサートの鑑賞など。ブログの更新もなかなかできず。書きたいことはいっぱいあったのですけれどもね。
日本に帰ってきて、少し落ち着き、ありがたいことにジャワにいるときより時間の余裕あるので、記録のために、思い出しつつ、楽しんで書いていけたらと思います。
さて、しばらく前のことになりますが、2019年9月1日は、ジャワ歴のスロの月の1日。いわゆるお正月でした。ちなみに、これは、西暦では毎年12日ぐらいずれていきます…。
大みそかだった8月31日の夜は、ソロの王宮で儀式がありました。
ソロには2つの王宮があり、私は普段から舞踊やガムランの練習をさせていただいているマンクヌガラン王宮の儀式に参加させていただきました。以前も何度か参加させていただいていましたが、今回は久しぶりでした。5年ぶりぐらいですかね。ちょっと忘れてしまいましたが。
今回はマンクヌゴロ王家の親戚であり、いつも何かと良くしてくださるバサラさんにお誘いいただいたので、正装してマンクヌガラン王宮のプラチ(王宮内部)へ。
その後、プンドポの周りに並べられた椅子で、儀式が始まるのを待ちました。
王族の方々も大集合
今回は、招待客も招待状の種類によって分けられていて、また、服装も前もってきっちり指示が出ていたようで、なんだか、いつもとは違った雰囲気。レベル分けされて、管理されている感じ。なんだか変わりましたね。差別化が進んでいるというか。以前のような和気あいあいした感じではないような気もします。
でも、例年のように、ちゃんと一般の人でも参加できましたよ。正装してこれば、行列(キラブ)にも参加できます。
キラブは、中から持ち出されたプソコ(宝物、布に包まれた槍かな?)に付き従って、マンクヌガラン王宮の壁の周りをゆっくり一周します。
以前、お手伝いで参加した時は、各グループに松明を持つ人がいて、そこに時々お香を投げ入れる係だったのですが、今回は、そういうお手伝いもなかったので、適当なグループの後について歩きました。そして、今回は松明がなかった。その年によって違うのですね。
以下、お友達のカメラマンの方が撮影した写真を使わせていただきました。
マンクヌゴロ家の王様と王妃様です
キラブの時はは靴も履かず裸足で、話すことも禁止で列を組んでシズシズと歩きます。(たまに靴を履いている人もいますが、本来は禁止です。)ちなみに、雨が降っても傘をさすのは禁止とか。今回は乾季であったこともあり、雨の心配は全くなし。
いつもは混んでいるこの辺りの道路も、この行列のために通行止めとなり、周りにびっしり見物人が並びます。そして、行列を守るための、警備の人たちも、ぎっしり。ボーイスカウトの人たちも、警備に駆り出されていました。
見物人もほとんど話すこともなく、静かに見守ります。
たくさんの人が集まっているのに、普段のソロではありえないような静寂の中、行列は進みます。今年は特に静かだったような気がします。観客も喋らないように、警備の人に言われていたのですかね。
普段は多くの音であふれているソロでは考えられないような静寂で、驚きとともに、ちょっと感動的な、本当に得難い経験でした。神聖な全く違う世界にいるような感覚でした。
キラブは、1時間ほどで終わったでしょうか。
キラブを終えるとボックスのご飯がいただけます。
マンクヌガラン王宮でも、王族の方たちがお供えした花びらやコインなどを入れた袋を投げる儀式(日本のもち投げを連想させます)などがあるのですが、その夜は他にもいくつかのイベントが行われていたので、近くの市役所のプンドポで行われていたコンサートを、私の踊りの先生のIbu Kurと、踊り仲間のみらいさんと、見に行きました。
見たかったブドヨは終わってしまっていましたが、先生方とおしゃべりしたり、いくつかの興味深い作品は見ることができました。
そこが終わったあと、マンクヌガラン王宮にとんぼ返り。早く戻らないと、瞑想が始まる前には、マンクヌガラン王宮の門が閉められ、入れなくなってしまいます。
バサラさんにお誘いいただいていたので、マンクヌガラン王宮のプラチへ行き、飲み物を飲みつつおしゃべりしながら、Semedi(瞑想)参加に備えます。時間が遅かったので、飲み物も食べ物もほぼなくなっていましたが、ちなみに、そこでの飲食もすべて無料。
11時半頃には瞑想のための部屋に大勢で入り、それぞれの場所に陣取りました。運良く、もたれられる棚の前に座れ、少し楽でした。
でもジャワの正装で床で座って瞑想するのはなかなかキツイです。
いろいろアナウンスがあり、ジャワ新年の明けた0時きっかりに瞑想の始まりです。
黄色の布に包まれたプソコの槍が持ち出されて、真ん中辺りに立てられ、その後に、布に包まれた太い円柱型らしきものが、その右の台に乗せられ、最後に茶色の布に包まれた、長い槍のようなもので、先に平たい部分のあるものが持ち出されて、真ん中に立てられました。
ちなみに私たちは南側に横に長い半円を描くように座っていました。
すべての電気が消され瞑想の始まりです。
暗闇に中で、祭主(?) が、線香の束に火をつけて、皿のような容器で燃やしているのが見えます。ちょっと、天河神社の宮司さまによる地護摩厳修神事を思い起来させるようなものでした。
火は強くなったり、弱くなったりしながら、割とすぐに消え、暗闇に戻ります。
瞑想中、何度かそれが繰り返されたように思いますが、瞑想していたので、よくわかりません。
瞑想が終わったのは午前1時20分頃。以前は1時ぐらいに終わっていたと思うので、今回は長かったようですが、あっという間に感じました。
プソコが出てきた順に片付けられ、最後の先に平たい部分のある槍のようなものの、平たい部分で、参加者の頭の上を、お祓いのように、スーッと横に動かしながら、かざしていきました。みんな手を合わせていました。
ある意味、日本ととても似ているように思います。
とにかく素敵な夜でした。このような素晴らしい儀式に参加させていただけて幸せでした。
他にも、大勢の人たちが、私たちが瞑想していた部屋の外の大プンドポで瞑想をしていました。
大勢での瞑想はやはり気持ちよいですね。
ジャワ歴のこの年がみんなの祈りで素敵な年になると良いですね。
読んでくださってありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日となりますように。
訃報と思い出 ~ Pak Yadi
このブログにご訪問頂きありがとうございます。
今日、ジャワのカラウィタン(ガムラン音楽)の大御所である、Suyadi氏(Pak Yadi)の訃報が入ってきました。
私は個人的に学んだことはないのですが、初めて留学した当初から親しくしていただき、大事なことをいろいろ教えてくださった先生。大学の授業や、ガムランの練習会などで、いろんなアドバイスをくださいました。
人はいつか亡くなるもの、形あるものはいつか消えるものと分かっていても、寂しいものですね。
何年か前にストロークで倒れられ、少し体が不自由になられていたのですが、頭の方はとてもクリアでいられ、家までカラウィタンについてインタビューに訪れたのが、話をした最後になりました。ここ数年お会いしていなかったのですが、最近、気になって、どうされているのか、知り合いに尋ねてみたりしていたのですよね。訪ねていけばよかったなあと、今更のように思います。
今日も、Pak Yadiは客員で教えていらっしゃるソロの芸術大学で教えられた後、大学の教員であるSukamso氏(Pak Kamso)とお話をしていたそう。その時に、少し胸が詰まる感じがするという話をしていたけれども、話し方も普段通りに話していたそうです。そして、Pak Yadiが家に帰るための車を呼ぶために、Pak Kamsoが席を外し、ほんの3~5分ほど後に戻った時には、すでに、意識を失われて、手が冷たくなっていたそう。そのままお亡くなりになられたそうです。
苦しまずに亡くなられたことは良かったと思います。
ある意味理想的な亡くなりかたかも。私自身もそのように、他の人の手を煩わさずに、すっと逝けたらよいなぁと、最近常々思っているのです。
本当にいろんな思い出が思い出されます。
留学したての2004年頃、同じく日本からの留学生の友達と、Pak Yadiが指導している民間のグループの練習に参加しに行ったこと。あまり他ではやらないような、彼好みの、大きくて重い曲(ちょっと説明しにくいですが、ジャワガムランをされている方ならわかるかな)が多くて、まだまだ初心者の私たちは、曲がどこに行ったかもわからず、ついていけなくて大混乱だったこと。そしていつも落ち込み気味で帰ったこと。でも、そういう曲を練習できて非常に勉強になったこと。
何年かたって、かなり慣れてきたころにも、練習に参加させていただいていたことがありますが、その時に、例え、演奏が簡単な楽器を演奏するにしても、心と精神を込めて丁寧に演奏するようにと、言われました。当たり前なことですが、慣れてくると忘れがちなことを思い出させてくれて、ハッとしました。ちょっと専門的な話になりますが、私はその時クノンという楽器をたたいていて、ちょっと気軽に、ポンっとたたいていたのです。それに対して、Pak Yadiがくれたアドバイスでした。Pak Yadiはどんな楽器を演奏するにしても、敬意を払って、丁寧に、心を込めて演奏されているのだなと、尊敬の念を新たにしたものです。
そして、楽器を演奏せずに、楽器の間に座って聞いていた時にも、「あなたは太鼓を演奏するのだから、聞いているだけの時でも、手をたたきなさい(ジャワガムラン演奏時には、手をたたく部分があるので、その時にです)。そうやって、曲のスピード感を会得しなさい。太鼓奏者にとって、ちょうどよいイロモ(いろんな意味がありますが、ここでは曲のスピード)で演奏するのがとても大事だから」と。彼は、いつも、どんな時でも、真摯に学ぶ姿勢を崩さない人だったのだと思います。
他にもいろんなアドバイスをもらったと思うのですが、特に印象に残っているのはこんなエピソードです。芸に対する姿勢にいつも感服していました。忘れないうちに書いておこうと思いました。
そして、Pak Yadiは、嬉しいことに私の踊りをとてもかっていてくれました。Pak Yadiはマンクヌガラン王宮の演奏家でもあったので、マンクヌガラン王宮の舞踊練習でよく顔を合わせていたのですが、私の踊りを、「Bagus sekali. Halus sekali」とよく褒めてくれていたと、何人もの人から聞きました。私自身も、本人から直接褒められたことがあります。ジャワの人でもこんなにhalusに踊れる人はそういないよと。こんなにすごい演奏家からほめられるなんて、とても恐縮でしたが、とても嬉しかったです。
Pak Yadiのような真摯さを忘れずに、これからも踊りにも演奏にも、そしてほかのことにも向き合っていきたいと、改めて思いました。
そして、Pak Yadiには、いつも素晴らしい、素晴らしい演奏を聴かせてもらいました。
私が最初の留学を終えて帰国する前に、小さなお別れ会の演奏会でも主にRebabを演奏してくださいました。今思えば、とてもとてもぜいたくな演奏会でした。今では、そのうちのお二人が他界されたことになります。
Pak Yadiは、いろいろとても苦労されたようです。インタビューをした時、子供には自分と同じ道は絶対に行かせたくないと言っていらっしゃいました。
でも、本当に多くの人が、彼から大切なことを学んできたとおもいます。
そして、次世代につながっていくのだと思います。
Pak Yadi、本当にありがとうございました。
安らかにお眠りください。
帰国
このブログにご訪問いただきありがとうございます。
さて、このブログ、最近、更新もご無沙汰になってしまっています。
今日、ジャワから帰国の途に着くのですが、ジャワにいると、書きたいことはたくさんあっても、やりたいことが多すぎて、書いている時間がない!
今回の2ヶ月滞在したのですが、仕事に、各地でのジャワ舞踊公演に、ガムランや舞踊の練習にフル稼働で、先月のことがすでに1年前ぐらいのような気がしています。
いろいろ、貴重な体験をさせてもらったので、おいおいシェアしていければなぁと思っています。
ジャワは、今年は乾季がなかなか終わらず、私は全く雨に出会わず。雨、降ったらしいのですが、私が違う街に行っている時だったり。
ちょっと雨が恋しいです。雨が降れば降ったで、いろいろ大変ではあるのですが。
朝早く、私が滞在していたソロを出て、ジョグジャカルタ空港に来ました。
空港の待合にあるレストランで、ジョグジャカルタの伝統ドリンク、wedang uwuh を飲みながら、フライトを待っています。
伝統的健康ドリンクですね。
これから、シンガポールへ寄って、11時間以上のトランジット。
最近、シンガポール航空が一番お値打ちで、便利なのでシンガポール航空にしていますが、長いトランジットは、なかなか辛い。特にシンガポールに興味があるわけでもなし。
でも、シンガポールに入国して、街中をブラブラしようかと思っています。せっかくなので楽しみたいです。
なんだか、グダグダ書きましたが、読んでくださって、ありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日となりますように。
インターネットメディアで紹介されました
このブログにご訪問頂きありがとうございます。
8月末にジャワへ来て1か月余り、忙しすぎて全然ブログが更新できませんでした。
あれ。ジャワに来たことも書いてませんでしたね~。まだあと3週間はジャワです。
今日も、お知らせのみ。先日、ジョグジャカルタのあるフェスティバルで踊った時のことに関して、インドネシアのインターネットメディアに取り上げていただいたので、そのお知らせです。
インドネシア語ですが、良かったらのぞいてみて下さい。写真だけでも楽しめるかも⁉
また、機会があれば詳しく書きたいなと思っています。
他にも、9月初めに別のところで、別の踊りを踊った時のこと、ジョグジャカルタの紙媒体の新聞にも取り上げていただけましたよ。
今回の渡航では、この1か月、フルタイムで仕事をしつつも、踊る機会をたくさんいただき、なかなかハードでしたが、これも私が望んだこと。ありがたいです。素直に望んだことって、かなうんだなぁと改めて実感。
読んでくださってありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日となりますように。
椿大神社にて、初めてご祈祷をうける
このブログにご訪問くださり、ありがとうございます。
前回の更新から1ヶ月以上空いてしまいましたね〜。
ジャワからは、8月2日に無事に帰国しております。
今回のジャワ滞在は、1ヶ月と1週間ほどでしたが、おかげさまでずっと体調も良く、朝から晩まで、活動ぎっしりの日も多く、夜はバタンと寝てしまう生活。ブログを書いている時間も取れなかったのですが、実は何度か書き始めて、途中でとまっています…。
まあ、気が向いたら、今回のジャワ滞在について書くかもです。
それにしても、精力的に活動できる体力と気力があることはありがたいことだな~と、つくづく思います。仕事に、踊りに、演奏に、友達との交流にと、楽しい滞在でした。
そして、自身の在り方も、小さいですが、自分でびっくりするような変化に気付いた滞在でした。結局のところ、自分の望んだように物事って進んでいっているのですね。
さて、今日は日本に帰ってきてから、妹と一緒に行った椿大神社への参拝について書こうと思います。
椿大神社へは、去年の5月ぐらいから、日本に居れば、月に1回のペースで参拝しています。今回は、8月10日に参拝。
いつも通り、まず、入口前の庚龍神社で参拝
そして手水場へ
ここの蛙さんはインパクト強いです
そして、御船磐座に参拝。
ここに参拝する人は少ないですが、この日はなぜか、何人もの方々が参拝なさっているのを見かけました。
拝殿の方に向かいます。
参道には、いくつもの狛犬が
「あ」と「うん」ですね。
合わせて、聖なる響き、根源的な宇宙の音、宇宙のはじまりの音と言われる「オーム」であると、聞いたことがあります。
参道途中にある大黒様と恵比須様にも参拝
高山土公神陵、そしてその隣にある神像(地球に乗っている猿田彦さまのように見える)に参拝
まだまだ、狛犬像があります。
そして、本殿の拝殿前で参拝。
御朱印をもらいに行き、妹と、ご祈祷したいねという話になり、じゃあ、今日しちゃおうかとなりました。天河大辨財天社などでは、なんども正式参拝させていただいているのですが、椿大神社では初めての御祈祷です。
もっとも、以前から、いつかご祈祷してもらおうかと話していたのですが、本当に行き当たりばったりで決めましたね。それも縁ですね。
社務所内で申し込みをしました。
ご祈祷は3,000円から志でということでした。
家内安全、商売繁盛、無病息災、厄除開運、交通安全、方
そんなにたくさんの御祈祷をしてくださるのかと、なんだ
社務所内の涼しい部屋でしばらく待ちました。
以前から気になっていた写経や写詞の用紙セットがたくさんあって、いつかしてみたいなぁという気分に。
しばし待ち、順番が来て呼ばれました。
まず、別室で修祓の儀。広い畳の気持ちの良い部屋。祭壇
まず、大祝詞の奏上があり、お祓いを受けました。そして
そして、本殿へ移動して、いよいよご祈祷です。
ご祈祷は別の神官の方。
とても素敵なご祈祷でした。
まず、神官の方の声が良い。歌うような節も素敵。なんだ
ご祈祷では、まず、ここに祭られている神さまの名前が祝詞風に唱えらたと思います。
たぶん、猿田彦大神、瓊々杵尊(ににぎのみこと)、栲幡千々姫命 (たくはたちちひめのみこと)、天之鈿女命(あめのうずめのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、その他、ここにお祭りされている神々という感じに唱えられたと思います。
そして、ご祈祷を受ける人それぞれの住所
その後は、鈴を使ったお祓い。鈴は、神楽鈴というもので
そして、ひとりの巫女さんによる神楽舞。5色の長いリボ
凛としていて、素敵でした。
ちょっと順番は前後するかもしれませんが、神官の方が太鼓を鳴らされていました。修祓の儀の時とは、ちょっと違ったリズム。これは、神官の方の好みなのか、それとも、リズムの違いに意味があるのか、ちょっと興味がわきました。
そして、どのタイミングだったか忘れましたが、最後の方に、神官の方が、瀬織津姫に対して、何かを唱えていらっしゃるようでした。ここは、瀬織津姫とも関係があるのだなぁ、と思いながら聞いていました。
そしてご祈祷はおしまい。
椿講社員の方や、一定額以上の初穂料を納めた方は、その
ご祈祷が終わり、御神酒をいただき、神札やお守り、清め
その後、巫女さんにお願いして、以前から興味のあった金
そこで滝行などが行われているそう。渡り廊下からはあま
でも、行場だけあって、それなりの高さはあるように見えました。
巫女さんが写真を撮ってもよいですよと言ってくださったので、撮影しました。
ここにも蛙さんの像が。
そして、下の方には神像が置かれているのが見えました。
椿岸神社横のかなえ滝はの水は、ここから流れてきていると、どこかで読んだことがあります。
以前は、金
さて、ご祈祷を受けて、なんだかとってもすっきりした、豊かな
その後は、いつものように、椿岸神社でお参り。
やはり美しく、大好きな神社。
そして、かなえ滝へ
かなえ滝では、なんとへびに遭遇。美しいへび。
失礼して写真を撮らせていただきました。
そして、行満堂神霊殿の方へ。ここのいつも詰めていらっしゃる職員の方が、行満堂神霊殿の脇に植えられた木を眺めていらっしゃったので、何を見ていらっしゃると聞いてみました。すると、その木には、動物に見える部分があるとのこと
わかりますかね?
そう! わにの顔に見える部分があるのです。
そして、わにの口の脇に、小鳥のように見える部分も!
それが不思議で見ていらっしゃったとか。
面白いですね。
いいなぁ。
私もやってみたいです。
最後に、椿立雲龍神社で参拝。
お賽銭箱がなかったのですが、新しいお賽銭箱が取り付けられている途中でした。
まだ、お賽銭箱の中の部分が取り付けられておらず、工具もその辺りに置きっぱなしになっていましたが、なぜか、職人さんの姿は見当たらず…。
結局、祭壇の上にお賽銭を置いて参拝しました。
そして、椿大神社を後にし、多度大社に向かいました。
今日はこんなところで。
読んでくださってありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日となりますように。
シンガポール航空で関空からシンガポールへ。そしてシルクエアでシンガポールからジョグジャカルタへ。(2019年6月24日~25日)
このブログにご訪問頂き、ありがとうございます。
現在、インドネシアの中部ジャワ州にあるソロ(スラカルタ)に滞在しています。
仕事が主にですが、ジャワ舞踊やジャワガムランに関することをやる時間も、結構あります。そして、肩の治療も…。
日本よりもジャワに知り合いの多い私は、ソロやジョグジャカルタにいると、なかなか大忙し。出来るだけ、静かな気持ちで過ごすように心がけてはいるのですけれども、なんだか前のめりで生きているような気もします…。でも最近は、いろんな物事に取り込まれず、取り込まれてもすぐに出られるようになってきたように思います。ですので、いろんな意味でとても楽です。瞑想効果かな。
さて、今回は、関空からの旅。
シンガポール航空は今回が初めてかと思っていたのですが、客室乗務員の制服を見て、そういえば、シンガポール航空は、アメリカに住んでいた時にアメリカと日本の往復で使ったことがあることを思い出しました。それも一回じゃないかも。20年以上前かしら…?もう忘却の彼方ですね。
今回は、ジャカルタに寄る必要もなく、ジョグジャカルタかソロの空港に着けばよかったのですが、検索したら、シンガポール航空が一番安かったのですよね。(エアアジアは除きますが。)シンガポール航空は高いイメージがあったので、びっくりでした。
23時25分発の夜中の便なので、あまりシンガポール航空の評判のサービスを味わうという感じではありませんでしたが、それでも、さすがのサービスでした。とても合理的で、行き届いている感じ。座席の作りも、小さなスペースに、とても使いやすくセッティングされていました。シンガポールのチャイナタウンで以前泊ったことのある、安めのホテルを思い出しました。そこでは、狭いスペースに、関心するほどいろんなものが、合理的に、使いやすく配置されていたので、この飛行機の作りと似ているなぁと。ちょっと座席間のスペースが狭いようにも感じましたが、座席は座りやすかったです。(ちなみに、エコノミークラスです。)
そして、持ち帰ることのできる、ヘッドホーンも使いやすかったです。耳に入れるタイプで、大中小の部品が付いており、耳に合わせることができて不快ではなく、音漏れも少ないのではないかと思いました。そして、映画などのセレクションもとても多かったです。
また、携帯電話なども、切る必要なしでした。こういう航空会社が増えてきているのでしょうね。もちろん、エコノミークラスでは有料ですけれども、wifiもあります。
シンガポールへの飛行時間は6時間強あったと思うのですが、やはりあまり寝る時間はありませんでしたね。ラッキーなことに、隣の座席が空いていたので、かなり楽ではありました。でも、着陸の2時間前(日本時間の4時前ぐらい)には、朝食が出てくるので起きてしまいますし。夜出発なので、昼間に少し寝ておくべきでしたね。
朝食はまあまあおいしかったかな。生姜ご飯がおいしい。
二種類あって、もう一種類はワッフルだったと思います。
シンガポールのチャンギ空港でトランジット。第2ターミナル着で、第2ターミナル発。シルクエアは、シンガポール航空のグループ会社だからか、乗り換えのゲートもすぐ近くで、とても便利でした。もちろん、預けた荷物もシンガポールで受け取る必要はなく、ジョグジャカルタまで持っていってくれますし。
また、ターミナルでも、座ったり、休憩したりする場所もふんだんにあり、なかなか快適。寄りかかれるソファがあったり、多くの充電ソケットがあったり。
3時間40分ほどのトランジットの時間がありましたが、まあまあ快適に過ごせました。
搭乗時間が近くなったので、ゲートまで行くと、そこには、たくさんのジャワの方々。みんなジャワ語で話しているので、もうすでにジャワにいるようでした。
朝8時40分発のシルクエアの便。シルクエアに乗るのは初めてです。以前は、ソロまでも飛んでいたのですが、最近は、シンガポール~ソロ間の便はなくなり残念です。ということで、今回はジョグジャカルタまで。
飛行時間も2時間弱と短いからか、座席には個人用スクリーンはなし。でも、あらかじめ、シルクエアのアプリをスマホやタブレットにダウンロードしておけば、飛行中、自分のスマホやタブレットで、いろんなエンターテイメントを楽しめるようです。
朝の便で、天気も良く、窓際の席で景色を堪能できました。私はジャワ島の山々を見るのが好きなので、だいたい山々が見えそうな側を推測して、座席を取るのですけれども、今回もどんぴしゃり。山々がとても綺麗に見えました。
また、雲や太陽もとても綺麗でした。
最近、太陽のエネルギーが強いような気がするのは、私だけですかね?
なんだか、最近、太陽の写真を撮るのが好きで、よく撮っています。
雲もとても綺麗で堪能しました。
そして、ここでも朝食。今日2度目。
ごはんメニューもありましたが、オムレツにしました。チキンのトマトソースがおいしかったです。
太陽の光が強くなってきたので、ブラインドを閉めていましたが。しばらくして開けてみると、ジャワ島の上に差し掛かっていました。
山がきれい!
推測ですが、これはSlamet山ですかね。
遠くの方まで山々が連なっています。
中部ジャワの山々が近くなってきました。
たぶん、Sundoro山とSumbing山かな。
Merbabu山とMerapi山らしき姿も見えてきました!(写真の右側)
尖がっているほうがMerapi山。私にとっては思い入れの強い山です。
この後、ジョグジャカルタ空港が混んでいたため、飛行機は着陸できずに、この辺りをぐるぐる回る羽目に。10回以上回ったでしょうか。30分は上空で待機していたと思います。ジョグジャカルタ(アジスチプト)空港に着陸の時は、こういうことが頻繁にあります。それで、着陸した時にはぐったりの時も多いですが、今回はなぜか平気でした。
ジョグジャカルタ空港に無事に到着。いまは、30日以内の滞在であれば、日本人はビザは必要ないですが、私は仕事の関係上、有料のVisa on arrivalを取得します。このビザは、30日間有効ですが、一度、インドネシア国内で30日間まで延長することができます。まあ、その手続きも煩雑ではありますが…。
いまは、Visa on arrivalを取得する人も少ないと思います。まず、窓口でビザ代を支払い。聞かれるのは、何日間滞在する予定なのかだけです。前回のジャカルタでも同じでした。以前は、USドルで35ドルだったのですが、先月ぐらいから、インドネシアルピア払いになりました。50万ルピア。それでも、くれる領収書は、以前から使っているUS$35の領収書なのですけれどもね。それらを持って、イミグレーションの窓口へ。
窓口では、Visa on arrivalを扱えるところが一か所だったらしく、そこの窓口に行くように言われましたが、そこでもVisa on arrivalのシールの用意がされておらず、ちょっと手間取りました。最近は、よほど少ないのですね。でも、インドネシアに家族がいるのかと聞かれたぐらいで、何の問題もなくイミグレーションを通れました。
ちなみに、ジョグジャカルタでは新空港がすでにオープンして、いくつかの便はそちらから発着しているとのこと。でもかなり町から遠く、まだ公共交通機関もなく、かなり不便なので、今後そちらの空港に移ったら、しばらくはとっても不便になるかも。特に、ソロからは非常に遠いのですよね。願わくば、ソロの空港に、国際線を含むもう少し多くの飛行機が発着しますように。
ジョグジャカルタからソロへは、時間帯によっては電車も使えるのですが、本数も少なく、時間によってはチケットが売り切れることも多いので、ちょっと不便かも。私も今回は、荷物も多かったので、車でソロに向かいました。
以上、今回の旅のレポートでした!
読んでくださってありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日となりますように。
ジャワへ出発のバタバタ
このブログにご訪問いただきありがとうございます。
今、空港へ向かっており、ジャワへの出発前にやっと時間ができた感じです。
長期で家を開けるとなると、その前にやらなければいけないことも多く、他にもいろんな事が重なり、かなりバタバタの睡眠不足状態でしたが、公演のために土曜日に大阪入りしてから、やっと落ち着きました。昨日(日曜日)に公演も盛況のうちに終わり、今日は夕方まで友人宅でゆっくりさせてもらいました。友人とそのご家族には本当に感謝。
いつも、長期で海外へ行く時は、空港まであらかじめ大きなスーツケースを送っておくのですが、今回は、3日前に送ろうとしたところ、今週末の大阪でのG20サミットの影響で、セキュリティの問題で荷物が受け取れなく可能性があるけれども、その可能性を承知で送ってくださいと言われ…。もう、影響があるんですね。関空行きの荷物はなるべく受け入れないように指示が出ているらしいです。仕方なく、30キロ近い重さのスーツケースを持っての大移動。高くても、楽な方法の移動を選んでいます。
土曜日に大阪へは新幹線で。それも、EXカードのポイントが貯まっていて、グリーン車に普通車指定席料金で乗れるので、グリーン車に乗ってみました。今月末に失効するポイントも使いたかったですしね。
グリーン車の一番後ろの座席を予約し、グリーン車だから、荷物を置くスペースも大きいだろうと思っていたのですが、ところがどっこい!座席の後ろは、フットレストが壁側からも、座席の後ろからも突き出ていて、スーツケースなんて入れられないではないか!
他に置ける場所もなく、仕方なく、そのフットレストたちの上に荷物を載せましたよ…。
グリーン車の座席は流石に快適でした。今度はもっと長い距離を乗りたいものです。
そして今日はありがたいことに新大阪まで来るで送ってもらえ、新大阪から、特急はるかで関西空港へ。そのはるかもかなり遅れていますが、時間に余裕があるのでまったり。夜中出発の便なので、かなり時間がありますが、空港でのんびりしたいです。でも、眠すぎて寝過ごさないかちょっと心配。
明日の朝にはジャワに着く予定。
昨日までは全く実感がありませんでしたが、ちょっと実感が湧いてきました。
この旅、楽しめますように!
今回は初シンガポールエアライン。とても良いと評判でしたが、これまで高くて乗ったことはなかったのですよね。今回はなぜか安かったです。夜中便とはいえ、ちょっと楽しみです。
なんだか、ダラダラと書きましたが、お付き合いくださりありがとうございました。
あなたにとって、素敵な一日となりますように。
<今日の植物 (家の植物シリーズ)>
うちで初めての花を咲かせていたブラッサボラ・ジミニークリケット。良い香りがする洋蘭です。