香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

ジャワ舞踊やガムラン音楽に関すること、日々の気付きや学び、海外生活で見聞したこと、大好きな植物や動物に関してなどを、私が感じたことを気ままに、ゆるゆると書いていきます

丹生川上神社下社 例祭(1)

このブログにご訪問ありがとうございます。

 

私の家の辺りでは、すでに梅雨入りし、雨がよく降っています。

 

さて、去る6月1日、丹生川上神社下社の例祭に参加してきました。

 

実は、昨年10月に友人と、行き当たりばったりで訪問した神社なのです。

その時は工事中でした。

 

その時の様子は、以下からお読みいただけます。

天河神社とその周辺へ超特急の旅(2)~天川村と丹生川上神社下社編 - 香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

 

工事中で社殿もよく見えない状態でしたが、その時にお会いした若いご神職の方が、翌年(今年)の5月には完成して、例祭のある6月1日のみ、きざはしに登れると教えてくださったのです。

 

この神社は、闇龗神さまが御祭神で、私の自宅から一番近くて散歩途中にもよく寄る、最近移ってきたお社に祭られている高龗神さまと、基本的には同じ神様と聞いたこともあるので、そんなところもちょっと縁を感じています。また、なんといっても、神社の雰囲気が素敵だったのです。

 

そんなわけで、6月1日に行けたらよいなぁと思っていました。

 

そんな時、以前から参加したいと思っていた、天河神社での瞑想と祈りのリトリートが6月1日から4日に行われることになり、即決で参加を決めたわけですが、天河神社での集合が午後3時だったので、その前に丹生川上神社下社に寄れと言わんばかりのタイミングだったわけです。これは呼ばれたかも。寄らなければと、前日に奈良入りして奈良市内の叔母の家に泊り、早朝から丹生川上神社下社へ向かったわけです。

 

近鉄電車で下市口駅で降り、そこから路線バスで向かうわけですが、絶対に混むだろうと思い、最初のバスの出発時間(8時47分)の45分ぐらい前に着く電車を選びました。奈良市内の叔母の家から下市口までは1時間半ぐらいかかりましたかね。

 

結果、その時間に行って大正解でした。私は5~6人目にバスに乗ったので、大荷物にもかかわらず、一番前の席に座れ、何とか荷物を置く場所も確保できました。座らなければいけないわけではないですけれども、山道ですし、荷物も多かったので座れて助かりました。バスは、ドアを閉めるのも大変なほど、ぎゅうぎゅう詰めで出発。人が多いと、臨時バスも出してくれることがあるようですが、あいにくこの日は、バスが出払っていて臨時バスが出せないということでした。私が下市口のバス停で待っている間、何グループもの修験道の行者さんたちが到着して、チャーターした奈良交通のバスで出発されていったので、そのせいだったのでしょうか。

さて、長谷というバス停まで、30~40分だったでしょうか。

丹生川上神社下社は、長谷バス停のすぐ近くにあります。

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丹生川上神社下社の鳥居」photo by Kaori

(上の写真は例祭の終わった午後に撮影した写真です)

 

9時20分ぐらいには着いたと思うのですが、すでにたくさんの人が集まっていました。

境内には白いテントが張られ、いすが並べられていました。

 

新築された75段木造階(きざはし)に登りたいなと思って行ったのですが、神前すぐ近くまで登れるのは、崇敬会会員か、「大屋根奉賛」の寄付をした人のみとのこと。

一般の人でも中段まで登れるけれども、登る順番は崇敬会会員、奉賛された方、そして一般という順番で、例年だと、午後2時か3時ぐらいまでかかります、という話でしたが、中段というのがいまいちどこまでだか分らず、また、私は時間制限もあり、早めに登りたかったですし、とても気に入っている神社にご寄付をするのもいいなと思い、寄付をすることにしました。

寄付の受付の方はとても良い方で、前の方に座っていれば、早く登れると思いますと教えてくれました。(ちなみに、そうとは限りませんでした。)また、もし、私が出発しなければいけない時間までに登れなかったら、お金をお返ししますとまで言ってくださいました。どちらにしろ、返していただくつもりはなかったですけれどもね。また、きざはしに登る時には、そこで、私の小さいスーツケースを預かってくれました。

 

後で調べると、どうも、崇敬会以外の方が神前すぐ近くまで入れることは、例年はなかったようですね。確かな情報ではないですけれども…。

 

一人だったので、割合前の方の席を確保でき、そこで、例祭に参加しました。

 

席を確保した後、例祭が始まる前に、まず、白馬さんと黒馬さんを見に行きました。

たてがみとしっぽが編まれていて、小ざっぱりした感じになっていました。

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丹生川上神社下社の白馬」photo by Kaori

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丹生川上神社下社の黒馬」photo by Kaori

そして、御朱印もいただきに。

御朱印は、数人並んでいる程度。

割合すぐに御朱印をいただけました。

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丹生川上神社下社の御朱印」photo by Kaori

 

 

例祭は午前10時から始まりました。

主に写真でお伝えしますね。

 

 

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丹生川上神社下社例祭の始まりの挨拶」photo by Kaori

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丹生川上神社下社例祭の様子」photo by Kaori

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丹生川上神社下社例祭にて」photo by Kaori

 

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丹生川上神社下社例祭の様子」photo by Kaori

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「テント内につけられたモニターに映されたきざはしの様子」photo by Kaori

 

白馬くんと黒馬くんも奉納されます。

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丹生川上神社下社例祭にて、白馬の奉納」photo by Kaori

 

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丹生川上神社下社例祭にて、白馬・黒馬の奉納」photo by Kaori

白馬は、何周かぐるぐる回った覚えがあります。

 

うちの近所の高龗社も、まだ山の上にあった昭和の初めごろまでは、龍神、雷神の飾りつけを付けた白馬、黒馬を奉納していたらしいので、こんな感じだったのかなぁと想像しながら見ていました。

 

お役目を終えた白馬くんと黒馬くんが、戻っていきます。

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「お役目を終えて戻っていく白馬くん」photo by Kaori

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「お役目を終えて戻っていく黒馬くん」photo by Kaori

 

儀式の途中、国家奉納もありました。歌われたのは、小出夏花さん。大阪の15歳の女性だそう。とても美しい声のように思いましたが、マイクもなかったので、かすかに聞こえる程度でした。

 

献饌と撤饌の時は、崇敬会の方たち(?)が、きざはしに並び、リレー方式で供え物を送っていきます。

撤饌時、ビデオのスクリーンの写真を撮りました。

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「ビデオスクリーンに映された、きざはしでの撤饌の様子」photo by Kaori

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丹生川上神社下社例祭の様子、例祭を終えたところ」photo by Kaori

 

例祭もつつがなく無事終わり、いよいよきざはしに登れます。

 

でも、ながくなるので次回に続きます!

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な一日となりますように。