香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

ジャワ舞踊やガムラン音楽に関すること、日々の気付きや学び、海外生活で見聞したこと、大好きな植物や動物に関してなどを、私が感じたことを気ままに、ゆるゆると書いていきます

バティック展でのジャワ舞踊公演

昨日、阪急うめだ本店の9階で行われている「バティックと日本」展で、ジャワ舞踊を披露させていただきました。27日は女性舞踊でしたが、昨日は、ジャワガムラン生演奏での男性優型舞踊。一人で踊るジャワ舞踊は、私は実は男性舞踊の方が好きなのです。今回はマンクヌガラン様式のメナッコンチャルという演目。マジャパヒト時代の勇者メナッコンチャルが恋人を思いながら踊り、後ろ髪を引かれながらも戦いへと向かうというストーリーです。

よく踊る演目ですが、今回は、いつもより動きをより男らしく工夫してみました。ちなみにマンクヌガラン王宮では、女性が男性の役柄を踊ることは一般的です。でも、どうしても女性の体なので、男性のように表現するのには工夫がいります。私もいろんな男性が踊るメナッコンチャル見て、そこから自分なりのメナッコンチャル像を作ってきたつもりです。

今回はどうだったのかな。観客のみぞ知るですね。評判はとても良かったので、それなりに踊れたのかなと、思います。でも、芸能はどこまでやっても終わりがないですね。満足してしまったら、そこで終わりかなと、よく思います。自分が慢心してしまっていないか、動きがいい加減になっていないか、自省しつつ、日本では先生がいないので、自分で練習からビデオを撮ってチェックしています。ジャワ舞踊は本当に深い。今後も精進していきたいです。

 

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ジャワ舞踊を2回公演したあと、夜はジャワ舞踊練習会。今回は人数も多く、和気藹々と盛り上がりました。みんな上達目覚ましいのがうれしいです。

 

この一週間、ずっとバティックと日本展で踊ったり、通訳したりで、朝から晩まで忙しく、なかなか、ブログをしっかり書く暇がありません。また、後日、いろいろ書きたいなと思います。

 

読んでくださってありがとうございます😊

あなたにとって素敵な一日となりますように。