方広寺接心(2)
いつも読んでくださってありがとうございます。
なんだか、前回から間が空いてしまいましたが、方広寺での接心の思い出を書き留めておきたいと思います。
接心で、前回も今回も、とても印象に残っているのは、動いている時も、食べている時も、味わうということ。例えば、座禅の間に経行(歩行禅、叉手して一列で歩く)を行うのですが、この時は、足の曲がる感じとか、足の裏が床に着く感じとともにいる。そして、食べている時は、がつがつするのではなく、黙って、ひとつひとつ味わうように食べる。そして、そのための作法も決まっています。つまり、「いまここ」にいることの徹底かなと思います。
実は、普段、あまり食べているものに集中しながら、味わいながら食べておらず、それが、健康を害したことの理由の一つかなという気が、以前から、なんとなくしていたのです。それでも、いつも、携帯を見ながらとか、テレビを見ながらとかが、やめられなかったのですが。ですので、こういう機会はありがたいです。様々なことに追われながらではなく、味わって食べること、少しでも生活に取り入れたいなぁと思います。
接心では、毎朝5時15分から、ストレッチとヨガ、ちょっとした筋トレがありました。坐禅の時に正しくというか、楽に座るためです。そして、一日は、笑いヨガがある日も!笑いヨガは、やってみる前は、ちょっと抵抗がありましたが、やってみると、とっても楽しい!ただ笑うだけでも楽しいのですが、それだけでなく、自分の中に溜め込んでいる、様々なことを、認めながらも、解放して、温かな、そして、スッキリするような気持ちになります。心も体も健康になる感じ。そして、大勢の人とやるのがまた楽しい。指導してくださるおっさまの笑顔の魅力と指導力もすごい。笑いヨガ、いつも、もっと知りたいなぁと思います。
そして、マキねぇのワーク。2人ペアになってものでしたが、厳しい、嫌な言葉を投げかけると、相手の体が重くなり、優しい、愛情のある言葉をかけると、相手の体がてきめんに軽く、柔らかくなることにびっくりしました。それも、すぐにその効果が出るのです。言葉も波動ですから、どういう波動を発しているかって、重要だなぁと思いました。また、そんなにてきめんに相手に伝わるなんて、やはり、みんなに繋がっていて、同じものなんだなぁと、体感した気分です。
そして、もっちゃんが休憩時間に入れてくれるコーヒー。その場で、豆から挽いて入れてくれるので、とても美味しい。さすがカフェのオーナーさんだけある。美味しいものって癒しですね。
もっちゃんには、浜松駅から方広寺まで、往復とも車に乗せてもらって、本当に助かりました。この接心にスタッフとして参加されている浜松の皆さんは、本当に温かくて、また会いたいなぁと、いつも思います。
今回も、休憩中の参加者のみなさんとの交流が、とても楽しかったです。長い間座禅を続けてこられたこっさんやけんちゃんにも、座禅について、たくさん質問に答えてもらえて、とてもありがたかったです。また参加したいなぁと思える接心でした。
休憩中の方広寺内外の散策も素敵だったので、そのうちご紹介できればなぁと思います。
読んで下さってありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日となりますように!