香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

ジャワ舞踊やガムラン音楽に関すること、日々の気付きや学び、海外生活で見聞したこと、大好きな植物や動物に関してなどを、私が感じたことを気ままに、ゆるゆると書いていきます

天河神社とその周辺へ超特急の旅(1)~天河神社編

いつも読んで下さってありがとうございます。

 

10月21日、滞在していた大阪から、友人と、天河神社へ行ってきました。友人がお礼参りに行きたいということで、前々から計画していたものです。滞在時間は短かったですが、とても楽しく、心洗われる旅でした。

 

天河神社は、今年、縁があって何度か行っていますが、行くとなると、やはりワクワクします。

朝、頑張って起きて、4時15分ごろ、大阪の北部を、友人が運転する車で出発しました。途中でコンビニに寄ったりしましたが、ちょうど2時間ほどで、天河大辨財天社に着きました。やはり、大阪からは近いですね〜。

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「天河大辨財天社」photo by Kaori

 

 早朝で、とっても寒かったです。吐く息が白い!気温は5度ぐらいだったのでしょうか。

なぜ、そんなに朝早く行ったのかといえば、6時45分ごろから始まる朝拝に参加したかったから。朝拝は、朝の神様へのご挨拶のようなものでしょうか。すがすがしい朝の空気の中、神職の方や巫女さんが、供え物をささげ、神職の方が進められる儀式の中で、大祓詞を一緒に読むこともできます。神職の方が唱えられる祝詞も気持ちが良いです。あとは、辨財天のご真言役行者のご真言を一緒に唱えます。以前、般若心経も読んだ時もあったので、その時によって、少しずつメニューが違うのかなと思います。朝拝はとにかく、とても気持ちが良いです。今回も、朝拝に参加できて満足。早起きしたかいがありました。

 

その後、周辺を散策。早朝は靄がかかっていましたが、とても気持ちのよい秋晴れになり、とても美しかったです。

柿坂宮司さまの先祖代々の墓地があると聞いている場所から、聖天社に、前回はなかった小さな橋が架かっていました。

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「新しくできていた橋」photo by Kaori

その橋を渡ってみようと思い、墓地がある方の丘に登ってみました。山々にかかる靄と青空、早朝のみずみずしい太陽光があいまって、とても美しい景色を堪能しました。

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天河神社周辺、早朝の景色」photo by Kaori

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天河神社周辺、早朝の景色」photo by Kaori


残念ながら、橋は渡れずに、そこから降りましたが、良い景色が見れてラッキーでした。

そして、聖天社のある向かい側の丘に登りました。

ちなみに、聖天社の方から見た橋は、こんな感じでした。

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「聖天社のある丘にかかる新しい橋」photo by Kaori

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「聖天社のある丘にかかる新しい橋」photo by Kaori

 

近いうちに、渡れるようになるのでしょうかね。

 

そして、聖天様にお参り

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「聖天社」photo by Kaori

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「聖天社とその鳥居」photo by Kaori

 

そして、その奥の坂道を登りました。途中に素敵な植物が、あちこちに生えていました。

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「聖天社の奥にあった植物」photo by Kaori

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「聖天社の奥にあった植物」photo by Kaori

途中、木が折れて、道をふさいでいる場所も。台風で折れたのでしょうか。

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「聖天社の奥で折れていた木」photo by Kaori

 

開けた場所からは、とても良い景色が見れます。

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「聖天社の上の丘からの景色」photo by Kaori


そこから奥の林の方に行ってみました。船岡神社跡ということですけれども、特に何も跡がないようでした。でもとても気持ちのよい林です。

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「聖天社の奥の林」photo by Kaori

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「聖天社の奥の林」photo by Kaori

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「聖天社の奥の林」photo by Kaori

こんなかわいらしい苔もありました。

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「聖天社の奥の林にあった、かわいらしい苔の塊」photo by Kaori


すがすがしい空気と自然、朝日を堪能して下りてきました。

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「聖天社から降りてきたところ」photo by Kaori

 

 

そして、坪内の大銀杏の木を見に、天河神社門前の来迎院へ。

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「来迎院」photo by Kaori

大銀杏は、紅葉にはちょっと早かったですが、やはり美しい。

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「坪内の大銀杏」photo by Kaori

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「坪内の大銀杏」photo by Kaori

銀杏も実っていました。

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「坪内の大銀杏の銀杏」photo by Kaori

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「坪内の大銀杏」photo by Kaori


そして、山の神社と韋駄天社へ

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「山の神社と韋駄天社への鳥居」photo by Kaori

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「山の神社と韋駄天社への鳥居」photo by Kaori

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「山の神社」photo by Kaori

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「山の神社から韋駄天社へ」photo by Kaori

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「韋駄天社」photo by Kaori

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「韋駄天社の奥の林」photo by Kaori

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「韋駄天社の奥の林」photo by Kaori


この辺りも、とても気持ちが良い。

そして、禊殿の方に向かいました。

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「禊殿」photo by Kaori

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「禊殿」photo by Kaori


やはり、飾りが気になる。

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「禊殿の飾り」photo by Kaori



そして、六角岩の方へ。

この辺りは工事中で、かなり景色が変わっていてびっくり。写真には撮っていないですが、禊場の方から流れてくる川の幅が狭くなっていました。そして、河原に下りられるようになっていたので、まだガタガタの石の上を通って、六角岩の比較的近くまで行きました。

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「六角岩の辺り」photo by Kaori

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「六角岩の辺り」photo by Kaori


紅葉にはまだ少し早かったですが、水面に色の変わり始めた木々が映り、とても美しい。

 

そこから、元伊勢の方へ。登っていく道のススキが綺麗です。

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「登っていく道の薄」photo by Kaori

ずっと工事中ですが、だんだん整備されていっている感じ。

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「元伊勢の辺り。工事中」photo by Kaori


元伊勢にある岩。この後ろの渓谷にいつも引き込まれそうな気がします。

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「元伊勢」photo by Kaori

この岩の前に植えられているのは、このブログでもご紹介した、今年の秋分の日に、新宿で行われたご神事で使われた榊の木。お焚き上げされるという話だったのですが、ここに再度植えられて、まだ生きているのがうれしいです。

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「元伊勢野岩の前に植えられた榊」photo by Kaori

反対側の岩

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「元伊勢」photo by Kaori

 

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「元伊勢、遠景」photo by Kaori


元伊勢から降りて、禊場の方へ。

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「禊場の方へ」photo by Kaori

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「禊場」photo by Kaori


そして、その少し奥へ

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「禊場の奥」photo by Kaori

 

禊殿まで戻り、朝日のまぶしい禊殿の辺りを後にします。

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「禊殿の上に輝く朝日」photo by Kaori

途中、鮮やかな紫色の実をたくさんつけた、素敵な紫式部の木に出会いました。

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紫式部の実」photo by Kaori


神社に戻る途中、南朝御所跡にも少し寄りました。

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南朝御所跡」photo by Kaori

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南朝御所跡」photo by Kaori

 

天河神社に戻り、昇殿参拝の手続きを社務所で行いました。

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友人はお礼参り、私は、せっかくここまで来たので、来月の東京でのジャワ舞踊、ブドヨ公演の成功を御祈祷していただきました。2人してジャワ芸能関連のご祈祷で、神職の方もちょっと驚いたかも。

昇殿参拝は、本殿の階段の真ん中あたりに置かれた椅子に座って、ご祈祷を受け、その後、上まで昇殿して、玉串奉奠します。

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天河神社本殿」photo by Kaori

本殿は今回撮影しなかったので、7月の時の写真ですが、こんな感じになっています。

やはり、昇殿すると別世界。キリっとする感じがしますし、温かみも感じます。

6月に本殿に対面する形である能舞台で、夜に瞑想させていただいた時に、柔らかな衣装と物腰の温かい方が、本殿の方から私の右横にふわっと来られた感じが何となくして、弁天様かなぁと思ったのですが、今回は同じような温かな雰囲気で、その時のことを思い出していました。私ははっきりビジョンが見えるとか、何か聞こえるということは、全くないので、なんとなく雰囲気を感じ取るだけで、それに自分で勝手に解釈するだけなのですけれどもね。でも、包まれるような温かさですね。不思議ですね。だからと言って、どうということではなく、そんなことは重要ではないのですが、とても良いエネルギーを感じる、気持ちのよい場所です。

参拝の後、なんだかとてもすっきりしました。気持ちも体もとても軽くなったよう。昇殿参拝できて、とても良かったです。そして、縁あって再度ここに来れて、とても嬉しかったです。

 

それにしても、天河神社周辺は、何とも言えず、気持ちのよい場所です。この後、同じ天川村洞川温泉の方へ行ったのですが、全く雰囲気が違うのですよね。天河神社周辺の柔らかさと気持ちの良さは、特別に感じます。

 

この後の、洞川温泉辺りのお話は、また続きを書きますね。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な一日となりますように。