香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

ジャワ舞踊やガムラン音楽に関すること、日々の気付きや学び、海外生活で見聞したこと、大好きな植物や動物に関してなどを、私が感じたことを気ままに、ゆるゆると書いていきます

近所の神社の月次祭へ

このブログにご訪問頂きありがとうございます。

 

今日はとても温かく、暑いぐらいでした。

家の辺りでは、一気に桜が満開に!

とても綺麗ですが、こんなに暖かいと、あっという間に桜が終わってしまいそうで、やきもきしています…。

 

さて、今日、初めて近所の神社の月次祭へ行ってきました。ここは、私の産土神社でもあり、氏神様でもあります。自宅に入る時であれば、月初めにはお参りに来ていましたが、月次祭は初めて。毎月第1日曜日に行われるのですが、長い間日本を離れていましたし、日本に戻って来てからもいないことも多く…。今回やっとタイミングが合って行くことができました。

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「近所の神社」photo by Kaori

9時45分までに集合ということで、その時間に行くと、社務所の前に神社の法被を着たおじさんたち13~4人と、一般の方たち10人ぐらいが集まっていました。

しばらくすると、雅楽を演奏される方々が、伝統的衣装を着て出てこられて、本殿の方に入っていかれました。女性も多かったように見えました。

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雅楽を演奏される方々の準備」photo by Kaori

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「神社本殿」photo by Kaori

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雅楽の楽器が用意されているのが見えます」photo by Kaori



時間になり、社務所の前からいったん外の道路に出て、改めて、大きな鳥居のところから入り、手水場できよめてから、本殿の西側の小さな社殿(忌明社)の前でお参り。手水場できよめて、忌明社で祓うのだそう。忌明社では、宮司さんによるお祓いもありました。(ちなみに、普段参拝する時も、宮司さんはいらっしゃらないのでお祓いはありませんが、この順序で、忌明社でお参りすると、お祓いされたことになるそう。)

そして、本殿の拝殿の中に入りました。

ここの拝殿に入るのは初めて。

雅楽の生演奏で、儀式が厳かに進んでいきます。

儀式に関しては、詳しくないのですが、献饌 のとき、供物台に、キャベツが丸々一個載せられているのを見た時は、ちょっとびっくりしました。もちろん他にもいろいろありましたが、大きなキャベツがデンっと載っているのが面白くて…。

あと、祝詞は短いものを使っていました。大祝詞に慣れ始めていた私には、ちょっと物足りないような気もしました。

雅楽の演奏は、生で豪華でしたが、クオリティはいまいちだったかも…。

まあ、CDのようなきれいな演奏を期待してはいけないでしょうが。

 

良かったのは、最後に、全員が、ひとりひとり玉串の奉納をさせてもらえたことです。

ご祈祷を申し込んだわけでもないのに、すごい大盤振る舞いですね。

神主さんから玉串を受け取って、階段を上っていき、そこの台に、奉納するのですが、その場所は、まるで別世界でした。

それまでは、室内にいたのですが、階段を上る辺りは外で、風が通り、雅楽の演奏の音も、はっきりと、大きく聞こえたからかもしれません。今考えると、風と共に、急に自然が感じられ、明るい大きなエネルギーを感じたからかもしれませんね。階段をもぼったところに、次の建物があり、そこで、雅楽の方々が演奏され、そこに置かれた台に玉串を奉納させていただきました。

 

月次祭が終わって、外に出てみると、とてもすっきりしているのに気づきました。

 

月次祭、とても良かったです。また機会があったら行きたいものです。

 

御朱印をいただいた時に言われたのですが、今回が、平成最後の月次祭だったとのこと。それはそうですよね。来月はもう令和ですものね。なんだか実感がありません。

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「いただいた御朱印」photo by Kaori

 

神社の後は、選挙に行き、一人でぶらぶらと花見に。

四季のない国々に、長い間暮らしていた私にとっては、満開の桜を見れるということは、なんと、幸運なことなんだろうと思います。そんなわけで、この時期に日本にいると、居ても立っても居られなくなり、何度も何度も花見に行ってしまいます(笑)。

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「近所の桜並木」photo by Kaori


 

 

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な一日となりますように。