香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

ジャワ舞踊やガムラン音楽に関すること、日々の気付きや学び、海外生活で見聞したこと、大好きな植物や動物に関してなどを、私が感じたことを気ままに、ゆるゆると書いていきます

令和の時代、ようこそ!

このブログにご訪問頂きありがとうございます。

 

遂に令和の時代になりましたね!昭和生まれの私にとって、3つ目の元号。この3つの時代を生かさせていただく幸運に感謝です。

 

気のせいかもしれませんが、令和に代わってから、空気が変わったように感じます。軽やかな、華やかな感じ。なぜか、白と金色のイメージが浮かんできます。

私の勝手な妄想かもしれませんが、面白いものですね。

 

令和の時代が、日本だけでなく世界が平和で、喜びに満ちた時代となりますように。

思いやりと、信頼、絆、助け合い、分かち合い、相互理解、相互尊重、柔らかな心で満ちる世界となりますように。

 

そのためには、まず自分からですね。

自分自身を愛し、そして愛を持って、多くの人に喜んでもらえるような、楽しんでもらえるような、そんな存在でありたいです。

 

そして、自分自身、楽しみつつ、日々を過ごしていければと思っています。

そして、様々な思い込みから自分を解放したいですね。

流れのままに、流れを信頼して生きていきたいです。

 

令和へと、日付が変わった時、実は、短い間だったですが、瞑想をしていたのですよね。なんだか、とても静かな時間で、気持ちが良かったです。白い光が上からきらきらと下りてきたような感覚。普段、瞑想していてもそんな感覚はないので、不思議でした。

 

そして、なんだか、家の神棚の前で、大祝詞を読みたくなって、読んでみました。

あまり読み慣れていないので、つっかえつっかえでしたけれど(笑)。難しいですね、大祝詞って。舌がもつれそう…。短い祝詞はたまにあげたりするのですけれど、これからは、大祝詞もたまにチャレンジしようかなと思いました。

実は家の父は、以前、10年間毎日大祝詞をあげていたというツワモノ。我が父ながら、すごいですね。今でも、毎月1日には大祝詞を、他の日には短い祝詞をあげていると思います。

それ以上に、うちの父が毎日あげていたのが、仏壇の前でのお経ですかね。以前、私が小学生の頃、父がアメリカに仕事で1年以上単身赴任していた時に、いろいろなことがうまくいかず、それで、お経を読み始めたら、いろんなことがうまく回り始めたのだとか。その後、ずっとですものね。

去年、しばらくの間、父が足を悪くした時、以前のように毎日は行わなくなりましたが、それでも、ちゃんと毎日手入れをし、誰かの月命日にはちゃんとお参りしています。(そして、その月命日は、かなりの数です)

父は、もしアメリカのことはなかったとしても、たぶん、うちの家族はそういうことに熱心な家系なのだと思います。父の姉は、全国の神社を車で巡ったという、こちらもツワモノ。仏壇へのお参りも、お墓へのお参りもとても熱心。まあ、彼女はいろいろ見えちゃう人なのでね。

そして、父方の実家にも、母方の実家にも、神棚も仏壇もあり、毎日ちゃんとお参りされていますし。もちろん、私の家にも、神棚も仏壇もあり、ちゃんと手入れされ、お参りされています。実は、私はその部屋で寝ているので、新しい時代を迎えるにあたり、ちゃんとお参りしたくなったわけです。

 

そんなわけで、神棚の前で大祝詞を何とか読み終わった後は、仏壇の前で、般若心経をあげました。これは、子供のころからよく読んでいるので、暗記していますね。父方の祖母が亡くなった後や、家の母が亡くなった後に、散々読んでいますから。たまに、同じフレーズのところから、違うところへ飛んでしまって、全然終わらず、ループ状態になったりもしますけれども…。あとは、大悲心陀羅尼なんかも、記憶していますね…。あれはマントラで音が大事なんでしょうね。なんじゃこりゃという感じで、意味は全然分かりませんけれどもね。

 

そんな感じで、令和が始まり、気持ちよく就寝しました。

 

朝から、よく参加している、ネットの座禅会に参加。実は、その前にヨガもあるのですが、ちょっと起きられず、座禅の前に、少し自分でストレッチをして、座禅と読経だけ参加。座禅。とても良いです。日本の宝だと思います。現代人の必需品と感じます。

 

そして、朝から、妹と地元の氏神様へ参拝して改元祭に参加、そして最近お気に入りの椿大神社へ。

その顛末については、また別の機会に機会があれば書きますね。

 

夜は、一人でジャワガムランとジャワ舞踊の練習をしましたよ。令和初めはGambir Sawitという曲をグンデルで。ちなみに、平成終わりはWilujengでした。踊りは、一人でもブドヨ・ブダマディウンを踊りました。とても気持ちよかったです。瞑想のようでした。踊りって祈りですね。大勢で踊るのも良いですが、一人で、自分のために踊るのも、全く違った感覚で好きです。自分のためというより、場を整えているような感覚もあります。

踊ると体に魂が入るようです。違う人になるよう。身体と魂が一致するよう。深く入っていけるよう。

そして、新しい時代になったからか、踊りの感覚も全然違うように感じます。

何だろうなぁ。

そして、なんだか、ずっと白いキラキラした光に包まれているような感覚。気持ちよい。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって、令和の時代が素敵な時代となりますように、心から祈念しております。

 

<今日の植物(うちの植物シリーズ)>

カトレアの一種ソフロレリア・レッドドール、3輪目が開花して満開です。

令和の元号のもととなった、万葉集の文章にも蘭がでてきますよね。カトレアのような洋蘭ではなく、シュンランという、日本を代表する野生蘭だそうですが。でもソフロレリアも、この佳き日にふさわしい、鮮やかな蘭ですね。花の幅が4.5㎝位のかわいらしい蘭です。

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「ソフロレリア・レッドドールの花」photo by Kaori

シュンランはよい香りのする蘭らしく、万葉集の一節にも「…蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(くゆ)らす」と書かれていますよね。

このソフロレリア・レッドドールは香りはないようですが、数日前から、素晴らしい香りの原種カトレアが開花しており、昼間はその香りで部屋が満たされ、幸せな気分でいます。こちらは、直径15㎝近くある、かなり大きな花。豪華です。

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「原種カトレア・ルデマニアナ・ミシマの花」photo by Kaori