香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

ジャワ舞踊やガムラン音楽に関すること、日々の気付きや学び、海外生活で見聞したこと、大好きな植物や動物に関してなどを、私が感じたことを気ままに、ゆるゆると書いていきます

ジャカルタにて。そしてジャカルタからソロへ 2019年1月28日

このブログにご訪問頂きありがとうございます。

 

さて、今日は昨日の続き。1月末から3月半ば過ぎまでのジャワ滞在の2日目です。

まあ、いまさらながらなのですが、記録のために。よかったらおつきあいください。

 

ジャカルタで宿泊したホテルは、なかなかおしゃれな感じでした。

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ジャカルタのホテルのフロント」photo by Kaori

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ジャカルタのホテルのロビー」photo by Kaori

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ジャカルタのホテルのロビー」photo by Kaori

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ジャカルタのホテルのロビー」photo by Kaori

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ジャカルタのホテルのカフェ」photo by Kaori



ここで、仕事のボスと落ち合い、朝食を食べて、仕事関係のミーティングへ。

 

 

その後、ランチで待ち合わせをしていたのですが、場所を迷っているうちに、蘭を販売しているところを見つけ、蘭を激写。やっぱり綺麗。気候も合っているから生き生きしているように見えます。

 

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「プラザスナヤン周辺のモールで見つけた蘭」photo by Kaori

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「プラザスナヤン周辺のモールで見つけた蘭」photo by Kaori

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「プラザスナヤン周辺のモールで見つけた蘭」photo by Kaori

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「プラザスナヤン周辺のモールで見つけた蘭」photo by Kaori




そして、無事たどり着いた串焼き うめな鳥で、ランチ。

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「串焼 うめな鳥でランチ」photo by Kaori

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「串焼 うめな鳥でランチ」photo by Kaori

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「串焼 うめな鳥でランチ」photo by Kaori



ジャカルタ在住のジャカルタのレストランに非常に詳しい方のご紹介。その方とも初めてお会いできてうれしかったです。

そして、やっぱりジャカルタの日本料理はおいしい!ソロやジョグジャカルタの日本料理はまだまだだからなぁ。うらやましい。


そしてジャカルタのハリム空港へ。初めて使いましたが、こじんまりした空港でした。

そこから、飛行機でソロへ。平日ということもあってか、かなり空いていたので、ゆったりできました。雨期なのでかなり曇っていましたが、着陸直前には、美しい山の姿も見えました。ラウ山でしょうか。

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ジャカルタからソロへ」photo by Kaori

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ジャカルタからソロへ」photo by Kaori

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ジャカルタからソロへ」photo by Kaori

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ジャカルタからソロへ」photo by Kaori

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ジャカルタからソロへ」photo by Kaori

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ジャカルタからソロへ」photo by Kaori



空港からタクシーでソロの家へ。実は、ソロの住居は以前から借りっぱなしになっているのです。長い間借りているので、それほど値上がりもしておらず、今のジャワの物価から考えても、格安の住居です。まあ、古い家で、普通に日本人だったら、いろいろちょっと大変に思うかもですね。トイレや浴室もいったん外に出なければなりませんし、キッチンは一応、外にありますが、シンクはないので、お皿などを洗うのも、しゃがんでやるので不便ですし、そこに水道の蛇口がないので、いちいち水をくむのが面倒です。そして、部屋に冷房もないですしね。洗濯機だけは、ジョグジャカルタに住んでいた時に購入したものをソロに持って来て使えるようにしてあるので、最近は少し楽になりましたけれども。それまでは、ずっと手洗いしていました。それでも、夜でなければ、洗濯機のところの水の出が悪く、多大な時間がかかったり、水を汲んで洗濯機の中に入れたりと、なかなか不便ではあります。まあ、お金をかければその辺は改善できるのでしょうが、自分の持ち家でもないですし、不便なりに何とかやっています。

 

ソロの住居には、ジャワでの生活に必要なもの、ほぼすべてそろっており、ガムランの楽器の小セット(ガドン)も置いてあります。以前、ジョグジャカルタにも住居があり、そこでもいろいろ揃えてあったので、持ち物が重なり、いつも行くたびに物の多さに自分でもあきれてしまいます。いろいろ整理したいのですが、いつも時間もなく、そしてなかなか手放せない私…。その辺、改善したいなぁと思っています。

 

それは置いておいて、ソロに着いて初めての夕食は、初めて留学した2003年当時から、たまに食べに行っていた魚料理の店へ友人と行きました。

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「ソロの魚料理レストラン Bandeng Segar Mbak Marにて」photo by Kaori

久しぶりに行って、美味しかった!


肩の問題などがあって、左腕で荷物を運ぶのがちょっと困難で心配しましたが、仕事のボスの配慮と助けもあり、無事に長い旅を終えて目的地までたどり着き、ほっとしました。

 

以上、ジャワ滞在二日目でした。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な一日となりますように。

 

 

肩関節周囲炎の治療(ジャワにて)

このブログにご訪問頂きありがとうございます。

 

以前、肩関節周囲炎(いわゆる四十肩)になり、治療していることを書きました。

ちなみに、以下からお読みいただけます。

 

肩関節周囲炎の治療 - 香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~

 

2019年1月20日の記事ですが、あのあと、治療に通うも一向に改善しているような感じがせず、ある人に、「絶対に鍼治療が良い」と勧められて、ジャワ出発前の数日間だけ、鍼治療に通ったりもしていました。そこで、鍼を刺して電気を通す治療をしてもらったのですが、それが一番よかったような気がします。電気を通すというのはちょっと効果があるのかもと思いました。ソロにも鍼のクリニックがあることは知っていたので、ソロでも鍼に行こうと考えていました。

 

1月26日に自宅を出発して関西に向かい、翌27日に関西国際空港からジャワへ向けて出発したわけですが、その頃は、痛みもひどく、動きも悪く、左腕で荷物がほとんど持てない状態でした。いつもはたくさん持っていくお土産もほとんど持って行かないぐらい荷物を減らしたのですが、長期滞在ということで、荷物はそれなりに多く、大変でした。大きなスーツケースはあらかじめ、関西空港に宅急便で送っておいたのですが、機内持ち込み手荷物が困りました。けっこう電子機器(コンピューター、携帯電話、カメラ、ビデオカメラ、録音機など)が多く、手荷物が重くなりがちなのです。負担がかからないように機内持ち込みできるスーツケースにしようと思っていたのですが、今回乗るマレーシア航空の手荷物持ち込み上限は7kgまで。機内持ち込みスーツケースにすると、スーツケースだけでその半分は重量がとられ、全然荷物が持っていけないのです。(でも、実際乗ってみたら、結構みんな大きな手荷物を機内に持ち込んでいました。スーツケースにしておけばよかった。でも、たまに、チェックインの時や搭乗口で問題になるのですよね。荷物のことで、チェックインカウンターでいろいろ交渉したり、喧嘩したりした経験も多数あり、ちょっとトラウマになっています。)

そんなわけで、リュックすることにしたのですが、問題は、左肩にリュックがかけられないことです。そして、右肩も、左肩の四十肩が始まった時と、同じような症状が始まっており、無理させられない。結局、ハイキングなどに行くように、腰回りと胸の前にサポートがあるものにしました。胸の前のサポートを短くして、リュックの方にかける部分を少し真ん中のように寄せるようにすれば、肩の方にそれほどリュックの重量がのらないのです。

そんなこんなで、工夫しつつ、人の助けも借りつつ、何とかジャワにたどり着きました。その途中に、やっぱりさらに肩を痛めてしまいましたけれども…。重くない荷物でも、飛行機の荷棚に荷物を載せようと思うと、私は力がないのでどうしても両手を使うことになり、結果、悪い方の方をさらに痛めてしまうのですよね。

 

最終目的地のソロには28日に着き、その2日後、仕事が終わった後、いつも行っている王宮の夜のガムランと舞踊練習に行ったところ、たまたま、私が以前、男性荒型の舞踊を習っていた先生がいらっしゃいました。彼は、その練習にくることはめったにないですし、私も疲れていて練習に行くか迷っていたので、本当にそこで彼に会ったのも何かの導かれた縁だなぁと思いました。彼に肩の問題の話をすると、彼もやはり、肩から腕を痛めていて、治療に通っており、良いとことがあるからそこに行ったらどうかと、勧めてくれました。ジャカルタにいる時に彼が足を痛めた時も、ジャカルタではどうにもならなかったけれども、ソロのその場所を勧められたのだとか。

そこは、障害のある方々の施設(YPACというところ)に併設されている、理学療法のクリニック。一般の人も受け入れてくれます。家からも割と近いです。私の踊りの先生がかかっているWahyuさんという理学療法士さんに治療してもらうことにしたのですが、これが結構当たりだったように思います。

まず、赤外線で温めつつ、電気を通すパットみたいなものを患部に当てて、しばらく電気を通し、その後、少しマッサージしたりしながら、徐々に動かし、痛くてそれ以上動かない所より少し大きく動かして、可動域を広げていくわけです。まあ、ちょっと痛いですけれども、それほどでもないです。私にとっては、良くなることの方が重要で…。理学療法士さんは、当たりはずれがあるとネットで読みましたが、今回かかっている理学療士さんは、なかなか良いです。(もっとも、他の人にかかったことがないので比較しようがないですが。)

この1か月ほど、仕事終わりに週2回通っていますが、可動域が結構広がってきました。まだまだ、動かない方向があるので、時間がかかると思いますが、やはり良くなってくると嬉しいものです。治療に行くだけではなく、可動域を広げるためのエクササイズも教えてくれるのですが、それが涙が出るほど痛いときも。でも、やらないと「やってないでしょう」と怒られ、治るのも遅くなるので、なるべくやるようにしています。やはり、昔々、少し肩を痛めたのが影響しているらしく、時間がかかると思うよとは言われていますが、気長に治そうと思います。

寝ている時の痛みがずっとあって、なかなかつらかったのですが、最近になって、まだまだ痛いものの、痛みも減ってきています。それは、もしかして鍼が効いているのかもしれませんね。

実は、ソロで鍼治療にも通っているのです。中華系のおじさんがやっています。普段は、病院の神経科で鍼治療をしているらしく、開いているのは朝6時から8時と、夕方5時半ぐらいから8時までのみ。家からバイクで5分かかるかかからないかぐらいの場所なので、いつも早起きして、週2~3回朝6時半ごろ行っています。ここの鍼治療は、日本で一般的に行われているように、鍼を刺してしばらく置いておくものではなく、一本の鍼のみを使い、患部に刺しては、少し押し込んで抜き、刺しては抜きしていくもの。だいたいいつも20~30か所ぐらい刺すでしょうか。でも早いので、5分ぐらいでさっと終わります。こういう治療は、すぐに効果が出るわけではないので、どう効いているのかは分かりませんが、肩に関しては、藁にもすがりたい気持ちなので、通っています。痛みのある所に刺してくれるので、痛みに効いているような気もします。

 

他にも、昔から通っている薬草サウナとマッサージにも週1回は行くようにしています。こちらは、体調管理のためですが、ここのおばちゃんが「私でも、その肩は直せる。これまで、何人も直してきた」と言い張るので、そちらの方の治療も少しやってもらっています。

ただ、日本の接骨院の先生や、こちらの鍼の先生が、「マッサージはよくない。やめたほうがよい。」と言っているのが気になっています。日本の先生は、「じぶんでもむのもやめなさい。」というほどでした。こちらの鍼の先生は、「その辺のおばちゃんに何時間もマッサージしてもらうのはよくない。それが筋肉のトラウマになって、こんな風になる。でも、理学療法士ならよい。何をやっているかわかっているし、長くマッサージしたりしないから」というのです。

まあ、私が行っているマッサージは、その辺のおばちゃんのマッサージとは違いますし、恐る恐るですが、やってもらっても、悪くなることはなく、ポイントポイントを押さえるだけで、長くマッサージするわけではないので、まあ良いかと思ってやってもらっています。

他にも、右肩も、左肩のはじめの症状と同じような感じになっているのが、気になっているのですが、理学療法では、一か所に集中するので、右肩は見てもらえず、鍼とマッサージでなんとか、ひどくならないように努力しています。

 

そんなこんなで、左肩の状態は、だんだん良くなってきています。でも、あと2週間ほどで日本に戻るので、その後がまた心配。日本では、「これは」と思うような、信用できる治療院をまだ見つけていないのですよね。

 

四十肩は、時期が来れば自然に治るという人も多く、私もどうすればよいのか、試行錯誤していますが、私は踊り手なので、可動域に後遺症が残らないように、しっかり治療出来たらなぁと思います。

 

今回はこんなところで。

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な一日となりますように。

 

 <ソロの庭の植物シリーズ>

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「雨の庭。今日は朝から雨」photo by Kaori



 

道中タイヤが破れました(ジャワにて)

このブログにご訪問頂きありがとうございます。

 

先日、仕事で中部ジャワのソロからジョグジャカルタ(60キロぐらいの距離)へ、ミーティングのために行きました。車をレンタルして、仕事仲間たちと向かいました。金曜日のせいか、結構車も多く、少し混んでいる感じでした。順調に旅を進んでいましたが、途中のクラテンの街中を過ぎ、プランバナン寺院を過ぎたkalasan辺りで、急に、車ががたがたいいはじめました。

びっくりして、車を端に寄せ、車を降りてみると、左側の後輪のタイヤがぺっちゃんこになっていました。

 

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「ぺっちゃんこになったタイヤ」photo by Kaori

 

それにしても、町中で、信号で止まったりして、ゆっくり走っている時で良かったです。町と町の間で、割合高速で走っている時だったら、下手したら事故になっていたかもしれませんから。

そして、もう一つ幸運だったことが。

なんと、車が止まった場所が、タイヤの修理ができる場所の5mぐらい手前。

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「修理できる場所のすぐ手前にとまりました」photo by Kaori

 

本当にラッキーでした。

 

その5mを移動させるのも難しそうな感じだったので、その修理場所から人に来てもらって、タイヤを外してもらいました。タバコを吸いながらですが、手際よくやってくれましたよ。

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「タイヤを外してもらいます」photo by Kaori

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「タイヤを外してもらいます」photo by Kaori

 

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「タイヤを外してもらいます」photo by Kaori



釘などを踏んでパンクをしたのではなく、タイヤが破れていました。もともと、よく見ると、もともとつぎはぎしてあった部分が破れたよう。道理で、徐々にではなくて、急に空気が抜けたわけです。

 

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「破れたタイヤ」photo by Kaori

 

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「破れたタイヤ」photo by Kaori

こんなタイヤを使う、そして、それをレンタルに出すというところが、インドネシアらしいというか。持ち主は、どんなタイヤがはまっていて、そのうち破れるであろうことは知っていただろうに。

そして、スペアタイヤもあるにはあったのですが、そちらもつるつるでひどい状態。

 

その時点では、誰がタイヤ代を払うのか決着がついていなかったので、中古の適当なタイヤに替えてもらいました。

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「タイヤの積まれた修理場の中」photo by Kaori

 

タイヤが破れてから、全部で1時間近くかかったかな。あまり体調が良いときではなかったので、ちょっと消耗しました。でも、まあ、ジャワならではの経験ですかね~。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な一日となりますように。

 

 

 

 

チフス、その後

このブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

 

前回に引き続き、チフスの話題です。

 

チフスを発症して二週間弱、日常生活に少しずつ戻りはじめて、一週間が経ちます。

約一週間前から、気分の良い日が出てきたわけですが、すんなりと回復してきたわけではありませんでした。体調が良い日があり、もうすぐ完全回復だと期待していると、次の日の体調がいまいちで、がっかりしたりの繰り返し。それでも、この一週間は、フルスケジュールを何とかこなせましたが、木曜日の夕方ぐらいから、ちょっと寒気がしたり、首の後ろに発疹ができたりで、ちょっとやばいかなという感じになり。そして、胃の痛みも月曜日には回復していたのに、水曜日ぐらいにはぶり返してしまい、まだまだ、すんなりとは完治しそうにありません。食事も、辛いものや酸っぱいもの、コーヒーなどの刺激物は避けていますけれども、普通の食事をしているので、胃の負担が大きいのかなとも思います。

金曜日は、胃の少しの痛みに加えて、朝から頭が重くて、ちょっと気持ち悪く、体調悪い感じに戻り、ちょっとがっかり。それでも、最初の5日間寝ていた時に比べれば、かなりよいのですけれどもね。折りしも、仕事で車で遠出をせねばならず、タイミングが悪かったのですけど、思ったよりは、大丈夫でした。ただ、土曜日の朝、頭が重くて、起きれず。でも、朝から、薬草サウナとマッサージを予約していたので、頑張って起きて、とりあえず、行きましたよ。薬草サウナとマッサージは良かったのですけれども、金曜日、土曜日と食べる時間が普段とずれたせいか、昼過ぎぐらいまでは体調最悪で、倒れそうになりました。もともと食べるのが遅れると体調を崩すほうなのですが、やはりまだ病気が残っている時は、自分勝手になろうとも、人に合わせないで、自分のタイミングで食べるべきだなぁと思いました。また、そういう点、周りに理解してもらうようにすべきでしたね。また、仕事やその他の活動も自分のペースを守って、いろいろ無理しないようにしなければいけませんね。その辺りも、周りの理解が不可欠ですよね。もっとも、ジャワの人たちはチフスについてよく知っているので、その点は、楽かなぁと思います。

土曜日の夕方には、結構元気になってきました。でも、胃が重いので、Temulawak(くすりウコン)を煎じたものを飲み始めました。効くと良いのですけれども。

 

それにしても、チフスというのは、やはり油断のならない病気だなと、つくづく思いました。アップダウンを繰り返しながら、徐々に良くなってきていて、ジャワ舞踊やガムランの練習もできるまでに回復していますが、「まだ油断ならない」と思わせるような、何かが、身体のなかで起きているように感じます。胃の重さだったり、寒気だったり、頭の重さだったり。周りのジャワの人々は、「まだまだ休まなければだめ」と言いますけれども、そんなに休んで、周りに迷惑をかけるのもなぁ。ギリギリのところで調整しながら、折り合いをつけていっている感じです。このまま、何事もなく、少しずつでも回復して、完治してほしいなぁと願っています。チフス、恐るべしですね。

 

何度も何度もぶり返して、完全回復するまでに数か月とか1年という話も周りでよく聞くので、それだけは避けたいですね。

 

まあ、でもなるようになるかなぁ。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な一日となりますように。

 

<ソロの庭の植物シリーズ>

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 パチェ(ノニ)の実。煎じて飲むと高血圧に効くそう。

 

 

 

 

 

 

回復しました!

このブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

 

前回までチフスのかかった話を書きましたが、おかげさまで、かなり回復しました。

ご心配くださったみなさま、ありがとうございます。

もともと、チフスについてのブログを書いた時は、すでにかなり良くなっている時期でした。悪い時期にはそれどころではありませんでしたし。

まだ、少し腹痛と胃の気持ち悪さを感じるので、気をつけなければいけませんが、月曜日から仕事にも復帰しております。土曜日の夜から出歩きはじめ、日曜日にはガムランと踊りの練習にも復帰しましたし。

でも、汗の匂いがまだちょっと病人であることを思い出させます。ジャワにいると、病気の時は独特の汗の匂いがするのですよね。まだ、気をつけなければと思いつつ、なかなか難しいですね。

 

回復過程は、良くなってきたと思えば、また少し悪くなったりを繰り返し、徐々に良くなってきた感じです。気候が暑いこともあるのですが、大量の汗をかいたような気がします。

 

さて、チフスには、腸チフスとパラチフスがあるわけですが、私は精密な検査をしたわけではないので、どちらかわかりません。ちょっと医者に聞いてみると、ジャワでは、どちらのチフスも多くて、少しの症状の違いはあるけど、ほとんど同じような感じだそう。腸チフスの方が下痢がひどい傾向にあるとか。

 

今の時期、湿気が高くて、とても蒸し暑いので、病気になる人が多い聞きます。私の知り合いだけでも、他に同時期にチフスになった人が二人いました。流行っているんですね。

 

チフスはジャワではよくある病気ですが、やはり、油断すると怖い病気だなと、いろんな人の話を聞いたり、自分の回復状況を感じたりして、思います。私はおかげさまで、一週間弱で復帰していますけど、知り合いに、「チフスなら1ヶ月ぐらい大人しくしていなきゃダメ。仕事もベットの上で横たわりながら」と言われました。やはり、そのくらい怖い病気なんですね。でも、そんなにじっとしてるなんて、飽きてしまう〜。チフスという病気は、そういった葛藤を引き起こしますね。良くなりかけたら動きたくて仕方がないけど、あまり動かない方が良いという。でも、私にとっては、デング熱より楽です。デング熱は結構フラフラになるので。デング熱はもう3回もやっているのでごめんです。ただ、その種類のデング熱は免疫がついているはずなので、滅多なことではデング熱にかからないと願っています。

 

以上、チフスから順調に回復しているとの報告でした。

 

読んでくださってありがとうございます。

あなたにとって素敵な1日となりますように。

 

<ソロの庭の植物シリーズ>

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イランイランの花

 

チフスの薬

引き続きチフスの話題です。

 

チフスと診断されて、どういう薬を処方されたかという話です。

 

まず、抗生物質

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Cravit 500mg を1日1錠。

膀胱炎などに使う抗生物質と同じなんですね。

ただ、製造元のサイトをみると、チフスの場合、14日間飲むこととなっている。お医者さんから処方されたのは5日分のみ。次にいつ来るようにとは言われなかったけれど、5日後に来なさいということか。

 

そして次はこの薬

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Omeprazole 20mg

夕食の30分前に1日1錠飲むようにとのこと。

胃酸分泌を抑える薬らしいです。胃痛があるから処方されたのでしょうかね。

 

そして、吐き気があるときに食事の30分前に1錠飲むように処方された薬。

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そして、熱があるときに1日3回1錠飲むように処方された薬。

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以上でした。

 

それ以外に、いわゆる「漢方薬」も飲んでみています。

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チフス漢方薬の主成分って、なんだと思いますか?

 

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なんと、ミミズなんです。

これはカプセルに入っているので、特に匂いませんが、以前チフスにかかった時は、乾燥したミミズを漢方薬局で買ってきて、それを煎じて飲んでいたので、その生臭いことといったら。今でもよく覚えています。その頃にもカプセル入りのものもありましたが、それでも生臭かった覚えが。

 

今回入手したものは、綺麗にパッケージされ、匂いもしません。ミミズの成分は40%のみだからでしょうか。それともカプセルが良いのでしょうかね。

箱の中の説明書きをみると、ジャカルタで作られているようですね。

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こんなケースに入っています。

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カプセルはこんな感じ。

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医者からの薬を飲むのとは、2時間以上あけて、1日3回2カプセル飲みます。

今回は飲みやすくて、苦痛じゃないのが助かりました。

 

早くよくなると良いのですが。

 

今回はこんなところで。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な1日となりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頑張らないことの大切さ

ずいぶんご無沙汰の更新になりました。

 

現在、ジャワです。ジャワでのこと、ブログに書こう書こうと思いつつ、いろいろ忙しく、家に帰ってきても疲れていて、なかなか書けませんでした。

そうこうしているうちに、ダウンしてしまいました。いきなり楽しくない話ですみません。

 

こんな顛末です。

どうも週末も疲れが取れないなと思って、結構ゴロゴロしていましたが、月曜日の朝2時ごろ、あまりの胃の重さに起きてしまい、陀羅尼助を飲んでみたのですが、どうもすっきりせず。

朝6時過ぎに、ここのところ週に2〜3回通っている鍼へ行き、その後、以前からよく通っていたソト(ご飯の入ったスープのようなもの)の店に朝食を食べに行きました。そうしたら、ほんの少量のソトが入っていかない。せっかく頼んだので、頑張って食べましたが、気持ち悪くなってしまいました。

家に一旦戻り、体調が良くないので仕事を休ましてもらおうと思いましたが、その日はイミグレーションへ行かなければいけないことを思い出し、事務所とイミグレーションは近いことから、とりあえずすっきりしそうな胃薬を飲んで、事務所へ行って、イミグレーションへ行くことにしました。

家から事務所へは、順調にいけば、バイクで13分ぐらい。結構胃が気持ち悪くて、この日はノロノロ運転で行きましたが、それでも風に当たったのがいけなかったのか、かなり気分が悪くなっていました。月曜日ですし、朝早かったので、事務所には誰もいませんでしたが、事務所で少しだけコンピューターのセットなどをし、9時にイミグレーションへ向かいました。事務所からイミグレーションへは、バイクで5〜6分でしょうか。でも、イミグレーションに着いたときは、すごい吐き気と腹痛で立っているのも辛く、トイレに駆け込みました。

しばらくして、ちょっと落ち着いたので、イミグレーションでの手続きを済ませましたが、顔写真撮影があったのに、きっと顔色は真っ青だったと思います。

その後も、吐き気と下痢で、イミグレーションから帰れないかと思うほどでした。

でも、なんとか、事務所まで帰り着きました。

その頃には事務所に何人か来ていて、いろいろ心配してくれましたが、とにかくどうしようもない感じで、時間が経つほど、家に帰れなくなる気がしたので、無理してすぐに家に帰らせてもらいました。

 

風邪かなと思っていたのですが、夕方になって熱が出てきました。夜に知り合いが医者に連れていってくれると言ってくれたのですが、その元気もなく、とりあえず寝ました。その日は全く何も食べる気がせず、結局絶食しました。スプライトに塩を入れたものだけは飲みましたけど(こちらで下痢の時はいつもそうしています。アメリカのお医者さんに教えてもらった知恵だとか)

 

夕方に熱が上がってきた時点で嫌な予感がしていたのですが、朝になって熱が下がっていたので、これはちょっとやばいなぁと思っていました。私の経験では、夕方に熱が上がり、朝に下がる病気は、チフスしかないので。

また、夕方に熱が上がったら、病院へ行こうと思っていたのですが、体調が悪いので、やはり午前中に知り合いに連れていってもらいました。以前からいつも何かあると行っていて、3回入院したことがあるところです。

今回はいつもの先生ではなく、別の先生に見てもらうことに。こちらの病院では、長い時間待つことが多いのですが、今回は案外早く見てもらえました。

余談ですが、病院に来ると、知り合いに会うことが結構多いのですが、今回も待合室で芸術大学の先生にばったり。なんでこんなに知り合いに病院で会うんでしょうね。

 

話を戻します。医者によると、チフスだろうということ。

チフスは、血液検査でも、すべての人が明らかになるわけではないらしく、普通は臨床で判断するらしいです。

 

医者に行く前から、チフスではないかと疑っていたので、やっぱりという感じでした。

 

それで、トータルで静養しなければならないとのこと。トータルで静養とは、出来るだけ動かず、頭を使うこともしないということ。以前、デング熱で入院していた時は、トイレにも行かずに、排泄は人を呼んでとってもらえとまで言われました。

 

そんなわけで、今週は仕事を休ませてもらって、ずっと寝ています。とはいえ、入院したわけではないので、食事を作ったり、洗濯したりぐらいはやらざるを得ないですけどね。消化の良いものしか食べられないので、売っているものはほとんど食べれず、自分で作るしかなく。こちらはおかゆにもサンタン(ココナッツ)が入っているものがほとんどで、消化が悪いので食べられないのですよね。

 

薬も飲んでいますし、全体的には良くはなってきていますが、良くなったり、悪くなったりを繰り返しています。なかなかスムーズに良くならないものですね。今でも、胃の中に石が入っているように重いです。体も熱くなったり、元に戻ったりを繰り返しています。体温も平熱より低くなったり高くなったり。変な感じです。

ある意味、深刻な病気なので仕方ないですけど。今は治療すれば致死率はかなり低いですけど、一応、致死性の病気ですしね。

 

ちなみに記録のために書いておくと、私の症状は、腹痛、吐き気、下痢に始まり、夕方からの発熱、偏頭痛、体(特に背中と腰、ふくらはぎ)の痛みと不快感です。今は、起き上がるたびに起きていた偏頭痛は止まったので楽になりましたけど。7年ぐらい前にも一度チフスになったことがあるのですが、その時は、風邪のような症状でした。その時のことは、またそのうち書きますね。でも、前回の経験があったので、今回、割とサッと病院へ行けたので、その点では良かったです。

 

薬飲んで静養していれば治るのでしょうが、治りきらないうちに無理をして、何ヶ月も、下手をすれば一年も、なんども繰り返す人のことも、周りで割とよく聞くので、心ははやりますが無理をしないようにしたいです。抗生物質を飲んだ患者のうち、10〜20パーセントは、症状がぶり返すと読んだので、本当に気をつけなければですね。耐性菌も出てきているようですし。

 

こちらの人は、ゆったり構えて、急いだり、無理をすることがないですが、チフスのような病気になってみると、とても理にかなっているなぁという気になります。そうやって体力を落とさないようにしておかないと、若くても病気になって命まで落とすことになりかねないですから。その確率が日本よりずっと高い気がします。

今回も、私は少し疲れすぎていたかなぁと思います。体力があれば、汚染された食べ物を食べても、発症する確率は下がると思うので。

 

ジャワにいると、環境のせいか、日本にいる時とは比べ物にならないぐらい疲れやすく、無理がきかないことはわかっているのですが、どうしても頑張ってしまいがちです。日本人のサガですかね。

郷に入れば郷に従えで、もっと頑張らないことを学びたいものです。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な1日となりますように。

 

<ソロの庭の植物シリーズ>

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アデニウムの花