いつも読んでくださってありがとうございます。
今日は、ジャワに滞在していた時の記録です。
今日は、ガムラン製作工房について。2回に分けて書きますね。
8月15日、マンクヌガラン王宮の大プンドポでの舞踊定期練習の後、演奏者の方々が、ガムラン製作工房へ行くけれども、行くかと誘ってくれたのでついていきました。
ソロの郊外に、ボコナンという、ガ
走っている車から撮影したので、あまり良い写真ではないですが、ボコナンエリアに入るゲートです。ガムランや家具の工房エリアであると書かれています。
今回訪れた工房では、製作現場も見
まず、入り口付近には、鉄のゴングがたくさん掛けられていました。バリのゴングだそう。バリガムランの多くは、この辺りで作られ、バリに送られ、再販されるそうです。
裏の工房を見せていただきました。
ちょうど、鉄のガムランを製作しているところでした。
これもバリガムランだそう。
黄銅のガムランも、置かれていました。
青銅でできたガムランの表面を磨いて、輝く金色を出していました。
そして、ゴングの音の高さを聴きながら、調節しています。
こんな器械で、音程を合わせていました。
鉄の溶接しているようで、火花が散っています。鉄のガムランは溶接するのですね…。
工房の遠景はこんな感じ
これは、カリマンタンかどこかの人の注文で、ドレミの音
工房の脇には、なんと鯉がいました。
外に出てみると、音響機材が山積みに。音響機材の貸し出しもやっているよう。話してみると、実は、この数日前に、私たちが、ソロの芸術高校で公演をしたときの、音響さんは、ここの工房のオーナーだったとのこと!道理で音が良いと思いました。ガムランをわかっている人が、音響をやってくれていたのですね。(まあ、そうあるべきだと思いますけれども、)とても、ありがたいです。
そして、鉄のゴングには、エアブラシで、色を吹き付けていました。道理で、色が黒いと思ったら、色付けしていたのですね。
工房の名前はこんな感じに書かれていました。
なんだか、ごちゃごちゃした感じのところでしたが、この工房の脇の植物たちは生き生きしていました。
今日はこんなところで。
次回は、青銅のガムランを作る製作工房をご紹介しますね。
青銅を熱して、叩いて成型していく製法は圧巻です。
読んでくださってありがとうございます。
あなたにとって素敵な一日となりますように。