椿大神社にて、初めてご祈祷をうける
このブログにご訪問くださり、ありがとうございます。
前回の更新から1ヶ月以上空いてしまいましたね〜。
ジャワからは、8月2日に無事に帰国しております。
今回のジャワ滞在は、1ヶ月と1週間ほどでしたが、おかげさまでずっと体調も良く、朝から晩まで、活動ぎっしりの日も多く、夜はバタンと寝てしまう生活。ブログを書いている時間も取れなかったのですが、実は何度か書き始めて、途中でとまっています…。
まあ、気が向いたら、今回のジャワ滞在について書くかもです。
それにしても、精力的に活動できる体力と気力があることはありがたいことだな~と、つくづく思います。仕事に、踊りに、演奏に、友達との交流にと、楽しい滞在でした。
そして、自身の在り方も、小さいですが、自分でびっくりするような変化に気付いた滞在でした。結局のところ、自分の望んだように物事って進んでいっているのですね。
さて、今日は日本に帰ってきてから、妹と一緒に行った椿大神社への参拝について書こうと思います。
椿大神社へは、去年の5月ぐらいから、日本に居れば、月に1回のペースで参拝しています。今回は、8月10日に参拝。
いつも通り、まず、入口前の庚龍神社で参拝
そして手水場へ
ここの蛙さんはインパクト強いです
そして、御船磐座に参拝。
ここに参拝する人は少ないですが、この日はなぜか、何人もの方々が参拝なさっているのを見かけました。
拝殿の方に向かいます。
参道には、いくつもの狛犬が
「あ」と「うん」ですね。
合わせて、聖なる響き、根源的な宇宙の音、宇宙のはじまりの音と言われる「オーム」であると、聞いたことがあります。
参道途中にある大黒様と恵比須様にも参拝
高山土公神陵、そしてその隣にある神像(地球に乗っている猿田彦さまのように見える)に参拝
まだまだ、狛犬像があります。
そして、本殿の拝殿前で参拝。
御朱印をもらいに行き、妹と、ご祈祷したいねという話になり、じゃあ、今日しちゃおうかとなりました。天河大辨財天社などでは、なんども正式参拝させていただいているのですが、椿大神社では初めての御祈祷です。
もっとも、以前から、いつかご祈祷してもらおうかと話していたのですが、本当に行き当たりばったりで決めましたね。それも縁ですね。
社務所内で申し込みをしました。
ご祈祷は3,000円から志でということでした。
家内安全、商売繁盛、無病息災、厄除開運、交通安全、方
そんなにたくさんの御祈祷をしてくださるのかと、なんだ
社務所内の涼しい部屋でしばらく待ちました。
以前から気になっていた写経や写詞の用紙セットがたくさんあって、いつかしてみたいなぁという気分に。
しばし待ち、順番が来て呼ばれました。
まず、別室で修祓の儀。広い畳の気持ちの良い部屋。祭壇
まず、大祝詞の奏上があり、お祓いを受けました。そして
そして、本殿へ移動して、いよいよご祈祷です。
ご祈祷は別の神官の方。
とても素敵なご祈祷でした。
まず、神官の方の声が良い。歌うような節も素敵。なんだ
ご祈祷では、まず、ここに祭られている神さまの名前が祝詞風に唱えらたと思います。
たぶん、猿田彦大神、瓊々杵尊(ににぎのみこと)、栲幡千々姫命 (たくはたちちひめのみこと)、天之鈿女命(あめのうずめのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、その他、ここにお祭りされている神々という感じに唱えられたと思います。
そして、ご祈祷を受ける人それぞれの住所
その後は、鈴を使ったお祓い。鈴は、神楽鈴というもので
そして、ひとりの巫女さんによる神楽舞。5色の長いリボ
凛としていて、素敵でした。
ちょっと順番は前後するかもしれませんが、神官の方が太鼓を鳴らされていました。修祓の儀の時とは、ちょっと違ったリズム。これは、神官の方の好みなのか、それとも、リズムの違いに意味があるのか、ちょっと興味がわきました。
そして、どのタイミングだったか忘れましたが、最後の方に、神官の方が、瀬織津姫に対して、何かを唱えていらっしゃるようでした。ここは、瀬織津姫とも関係があるのだなぁ、と思いながら聞いていました。
そしてご祈祷はおしまい。
椿講社員の方や、一定額以上の初穂料を納めた方は、その
ご祈祷が終わり、御神酒をいただき、神札やお守り、清め
その後、巫女さんにお願いして、以前から興味のあった金
そこで滝行などが行われているそう。渡り廊下からはあま
でも、行場だけあって、それなりの高さはあるように見えました。
巫女さんが写真を撮ってもよいですよと言ってくださったので、撮影しました。
ここにも蛙さんの像が。
そして、下の方には神像が置かれているのが見えました。
椿岸神社横のかなえ滝はの水は、ここから流れてきていると、どこかで読んだことがあります。
以前は、金
さて、ご祈祷を受けて、なんだかとってもすっきりした、豊かな
その後は、いつものように、椿岸神社でお参り。
やはり美しく、大好きな神社。
そして、かなえ滝へ
かなえ滝では、なんとへびに遭遇。美しいへび。
失礼して写真を撮らせていただきました。
そして、行満堂神霊殿の方へ。ここのいつも詰めていらっしゃる職員の方が、行満堂神霊殿の脇に植えられた木を眺めていらっしゃったので、何を見ていらっしゃると聞いてみました。すると、その木には、動物に見える部分があるとのこと
わかりますかね?
そう! わにの顔に見える部分があるのです。
そして、わにの口の脇に、小鳥のように見える部分も!
それが不思議で見ていらっしゃったとか。
面白いですね。
いいなぁ。
私もやってみたいです。
最後に、椿立雲龍神社で参拝。
お賽銭箱がなかったのですが、新しいお賽銭箱が取り付けられている途中でした。
まだ、お賽銭箱の中の部分が取り付けられておらず、工具もその辺りに置きっぱなしになっていましたが、なぜか、職人さんの姿は見当たらず…。
結局、祭壇の上にお賽銭を置いて参拝しました。
そして、椿大神社を後にし、多度大社に向かいました。
今日はこんなところで。
読んでくださってありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日となりますように。
シンガポール航空で関空からシンガポールへ。そしてシルクエアでシンガポールからジョグジャカルタへ。(2019年6月24日~25日)
このブログにご訪問頂き、ありがとうございます。
現在、インドネシアの中部ジャワ州にあるソロ(スラカルタ)に滞在しています。
仕事が主にですが、ジャワ舞踊やジャワガムランに関することをやる時間も、結構あります。そして、肩の治療も…。
日本よりもジャワに知り合いの多い私は、ソロやジョグジャカルタにいると、なかなか大忙し。出来るだけ、静かな気持ちで過ごすように心がけてはいるのですけれども、なんだか前のめりで生きているような気もします…。でも最近は、いろんな物事に取り込まれず、取り込まれてもすぐに出られるようになってきたように思います。ですので、いろんな意味でとても楽です。瞑想効果かな。
さて、今回は、関空からの旅。
シンガポール航空は今回が初めてかと思っていたのですが、客室乗務員の制服を見て、そういえば、シンガポール航空は、アメリカに住んでいた時にアメリカと日本の往復で使ったことがあることを思い出しました。それも一回じゃないかも。20年以上前かしら…?もう忘却の彼方ですね。
今回は、ジャカルタに寄る必要もなく、ジョグジャカルタかソロの空港に着けばよかったのですが、検索したら、シンガポール航空が一番安かったのですよね。(エアアジアは除きますが。)シンガポール航空は高いイメージがあったので、びっくりでした。
23時25分発の夜中の便なので、あまりシンガポール航空の評判のサービスを味わうという感じではありませんでしたが、それでも、さすがのサービスでした。とても合理的で、行き届いている感じ。座席の作りも、小さなスペースに、とても使いやすくセッティングされていました。シンガポールのチャイナタウンで以前泊ったことのある、安めのホテルを思い出しました。そこでは、狭いスペースに、関心するほどいろんなものが、合理的に、使いやすく配置されていたので、この飛行機の作りと似ているなぁと。ちょっと座席間のスペースが狭いようにも感じましたが、座席は座りやすかったです。(ちなみに、エコノミークラスです。)
そして、持ち帰ることのできる、ヘッドホーンも使いやすかったです。耳に入れるタイプで、大中小の部品が付いており、耳に合わせることができて不快ではなく、音漏れも少ないのではないかと思いました。そして、映画などのセレクションもとても多かったです。
また、携帯電話なども、切る必要なしでした。こういう航空会社が増えてきているのでしょうね。もちろん、エコノミークラスでは有料ですけれども、wifiもあります。
シンガポールへの飛行時間は6時間強あったと思うのですが、やはりあまり寝る時間はありませんでしたね。ラッキーなことに、隣の座席が空いていたので、かなり楽ではありました。でも、着陸の2時間前(日本時間の4時前ぐらい)には、朝食が出てくるので起きてしまいますし。夜出発なので、昼間に少し寝ておくべきでしたね。
朝食はまあまあおいしかったかな。生姜ご飯がおいしい。
二種類あって、もう一種類はワッフルだったと思います。
シンガポールのチャンギ空港でトランジット。第2ターミナル着で、第2ターミナル発。シルクエアは、シンガポール航空のグループ会社だからか、乗り換えのゲートもすぐ近くで、とても便利でした。もちろん、預けた荷物もシンガポールで受け取る必要はなく、ジョグジャカルタまで持っていってくれますし。
また、ターミナルでも、座ったり、休憩したりする場所もふんだんにあり、なかなか快適。寄りかかれるソファがあったり、多くの充電ソケットがあったり。
3時間40分ほどのトランジットの時間がありましたが、まあまあ快適に過ごせました。
搭乗時間が近くなったので、ゲートまで行くと、そこには、たくさんのジャワの方々。みんなジャワ語で話しているので、もうすでにジャワにいるようでした。
朝8時40分発のシルクエアの便。シルクエアに乗るのは初めてです。以前は、ソロまでも飛んでいたのですが、最近は、シンガポール~ソロ間の便はなくなり残念です。ということで、今回はジョグジャカルタまで。
飛行時間も2時間弱と短いからか、座席には個人用スクリーンはなし。でも、あらかじめ、シルクエアのアプリをスマホやタブレットにダウンロードしておけば、飛行中、自分のスマホやタブレットで、いろんなエンターテイメントを楽しめるようです。
朝の便で、天気も良く、窓際の席で景色を堪能できました。私はジャワ島の山々を見るのが好きなので、だいたい山々が見えそうな側を推測して、座席を取るのですけれども、今回もどんぴしゃり。山々がとても綺麗に見えました。
また、雲や太陽もとても綺麗でした。
最近、太陽のエネルギーが強いような気がするのは、私だけですかね?
なんだか、最近、太陽の写真を撮るのが好きで、よく撮っています。
雲もとても綺麗で堪能しました。
そして、ここでも朝食。今日2度目。
ごはんメニューもありましたが、オムレツにしました。チキンのトマトソースがおいしかったです。
太陽の光が強くなってきたので、ブラインドを閉めていましたが。しばらくして開けてみると、ジャワ島の上に差し掛かっていました。
山がきれい!
推測ですが、これはSlamet山ですかね。
遠くの方まで山々が連なっています。
中部ジャワの山々が近くなってきました。
たぶん、Sundoro山とSumbing山かな。
Merbabu山とMerapi山らしき姿も見えてきました!(写真の右側)
尖がっているほうがMerapi山。私にとっては思い入れの強い山です。
この後、ジョグジャカルタ空港が混んでいたため、飛行機は着陸できずに、この辺りをぐるぐる回る羽目に。10回以上回ったでしょうか。30分は上空で待機していたと思います。ジョグジャカルタ(アジスチプト)空港に着陸の時は、こういうことが頻繁にあります。それで、着陸した時にはぐったりの時も多いですが、今回はなぜか平気でした。
ジョグジャカルタ空港に無事に到着。いまは、30日以内の滞在であれば、日本人はビザは必要ないですが、私は仕事の関係上、有料のVisa on arrivalを取得します。このビザは、30日間有効ですが、一度、インドネシア国内で30日間まで延長することができます。まあ、その手続きも煩雑ではありますが…。
いまは、Visa on arrivalを取得する人も少ないと思います。まず、窓口でビザ代を支払い。聞かれるのは、何日間滞在する予定なのかだけです。前回のジャカルタでも同じでした。以前は、USドルで35ドルだったのですが、先月ぐらいから、インドネシアルピア払いになりました。50万ルピア。それでも、くれる領収書は、以前から使っているUS$35の領収書なのですけれどもね。それらを持って、イミグレーションの窓口へ。
窓口では、Visa on arrivalを扱えるところが一か所だったらしく、そこの窓口に行くように言われましたが、そこでもVisa on arrivalのシールの用意がされておらず、ちょっと手間取りました。最近は、よほど少ないのですね。でも、インドネシアに家族がいるのかと聞かれたぐらいで、何の問題もなくイミグレーションを通れました。
ちなみに、ジョグジャカルタでは新空港がすでにオープンして、いくつかの便はそちらから発着しているとのこと。でもかなり町から遠く、まだ公共交通機関もなく、かなり不便なので、今後そちらの空港に移ったら、しばらくはとっても不便になるかも。特に、ソロからは非常に遠いのですよね。願わくば、ソロの空港に、国際線を含むもう少し多くの飛行機が発着しますように。
ジョグジャカルタからソロへは、時間帯によっては電車も使えるのですが、本数も少なく、時間によってはチケットが売り切れることも多いので、ちょっと不便かも。私も今回は、荷物も多かったので、車でソロに向かいました。
以上、今回の旅のレポートでした!
読んでくださってありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日となりますように。
ジャワへ出発のバタバタ
このブログにご訪問いただきありがとうございます。
今、空港へ向かっており、ジャワへの出発前にやっと時間ができた感じです。
長期で家を開けるとなると、その前にやらなければいけないことも多く、他にもいろんな事が重なり、かなりバタバタの睡眠不足状態でしたが、公演のために土曜日に大阪入りしてから、やっと落ち着きました。昨日(日曜日)に公演も盛況のうちに終わり、今日は夕方まで友人宅でゆっくりさせてもらいました。友人とそのご家族には本当に感謝。
いつも、長期で海外へ行く時は、空港まであらかじめ大きなスーツケースを送っておくのですが、今回は、3日前に送ろうとしたところ、今週末の大阪でのG20サミットの影響で、セキュリティの問題で荷物が受け取れなく可能性があるけれども、その可能性を承知で送ってくださいと言われ…。もう、影響があるんですね。関空行きの荷物はなるべく受け入れないように指示が出ているらしいです。仕方なく、30キロ近い重さのスーツケースを持っての大移動。高くても、楽な方法の移動を選んでいます。
土曜日に大阪へは新幹線で。それも、EXカードのポイントが貯まっていて、グリーン車に普通車指定席料金で乗れるので、グリーン車に乗ってみました。今月末に失効するポイントも使いたかったですしね。
グリーン車の一番後ろの座席を予約し、グリーン車だから、荷物を置くスペースも大きいだろうと思っていたのですが、ところがどっこい!座席の後ろは、フットレストが壁側からも、座席の後ろからも突き出ていて、スーツケースなんて入れられないではないか!
他に置ける場所もなく、仕方なく、そのフットレストたちの上に荷物を載せましたよ…。
グリーン車の座席は流石に快適でした。今度はもっと長い距離を乗りたいものです。
そして今日はありがたいことに新大阪まで来るで送ってもらえ、新大阪から、特急はるかで関西空港へ。そのはるかもかなり遅れていますが、時間に余裕があるのでまったり。夜中出発の便なので、かなり時間がありますが、空港でのんびりしたいです。でも、眠すぎて寝過ごさないかちょっと心配。
明日の朝にはジャワに着く予定。
昨日までは全く実感がありませんでしたが、ちょっと実感が湧いてきました。
この旅、楽しめますように!
今回は初シンガポールエアライン。とても良いと評判でしたが、これまで高くて乗ったことはなかったのですよね。今回はなぜか安かったです。夜中便とはいえ、ちょっと楽しみです。
なんだか、ダラダラと書きましたが、お付き合いくださりありがとうございました。
あなたにとって、素敵な一日となりますように。
<今日の植物 (家の植物シリーズ)>
うちで初めての花を咲かせていたブラッサボラ・ジミニークリケット。良い香りがする洋蘭です。
みんぱく音楽の祭日にてジャワ舞踊
このブログにご訪問頂き、ありがとうございます。
昨日、大阪吹田市の万博記念公園内にある、国立民族学博物館(通称みんぱく)で行われた、音楽の祭日のイベントにて、ジャワ舞踊で出演させていただきました。
みんぱくのウェブサイトによると、
「音楽の祭日」は、プロ・アマを問わずにみんなで音楽を楽しむイベントです。フランスで1982年にはじまった「音楽の祭典」にならい、 2002年、関西からスタートしました。「音楽は全ての人のもの」という精神にのっとり、昼が一番長い夏至の前後の日に開催されます。
だそうです。
様々な人が、一緒に音楽を楽しむという、素晴らしいイベント!そして、さすが、民族学博物館らしく、世界各国の音楽が目白押しです。
ちなみに、出演は申込制で、多い時は抽選で出演者を決めるそうです。
私は出演させていただくのは3年ぶりですかね。毎年のようにこのイベントに出演なさっている大阪のジャワガムラングループ、ダルマブダヤにお誘いいただきました。
音楽の祭日ですが、舞踊の入るグループもたくさん。音楽と舞踊は切っても切れないものですからね。ジャワでももともと分かれているものではありませんでしたし。
ジャワガムランは、とにかく大きく、重量も重く、楽器の数も多く、5分間の入れ替え時間で、楽器の出し入れするのは不可能なので、毎年、朝一番で搬入させていただき、少し奥まったところに設置させていただくそうです。今年も、朝一番で搬入しましたが、出演は夕方の一番最後でしたので、自分のメークや着付けを始める前まで、いくつかにグループの公演が見られました。会場は2か所あったので、どちらを見ようか迷いましたが、結局、両方の会場を行ったり来たりして見ました。本当に、世界にはいろんな音楽がありますね。見たことのない楽器もたくさん。とても楽しめました。
ちなみに、国立民族学博物館の通常の展示も、とても興味深いですよ!一日中見て回っても飽きないです。
さて、私はメークと着付けに最低でも2時間はほしく、でも、少し余裕をもってやりたかたので、3時に出来上がっていることを目指して、12時半ぐらいから始めましたかね。でも、時間があるからと、ゆっくりやっていると、結局時間が無くなって、最後の方で焦るといういつものパターン。それでも、まあまあ余裕をもってできて良かったです。
上の写真が完成図。
今回は、「Golek Manis(ゴレッ・マニス)」という踊り。ゴレッはジャワ舞踊のスタイルのひとつ、マニスは甘いとか愛らしいという意味です。ラドラン・マニスという曲を使うので、この名前がついています。(ラドランはガムランの曲の一形式です。)
若い娘が美しく装い、化粧をしたりする様子を舞踊にした可憐な作品です。
今回のゴレッはスラカルタ様式の舞踊ですが、実は、私はスラカルタ様式でゴレッを公演するのは初めて。この曲は、ジャワ舞踊をジャワで学び始めたころに学んだ曲ですが、実は一度も公演で踊ったことがなかったのです。ジョグジャカルタ様式やマンクヌガラン様式のゴレッは何度も公演したことがあるのですけれどもね。それぞれ衣装も違うこともあり、この衣装はすべて初めて身に着けたもの。上着などは、13~14年前に作ってあったものですが、初めて着る機会があってよかったです。実は私は衣装もちでして、まだ着ていない衣装がたくさんあるのです…。ジャワで公演する時は、自分の衣装を着ることはあまりないですし、以前考えていたほど日本にもいないので…。今後もっと自分の衣装を着る機会が増えればよいなぁと思います。
自分で踊る曲を選ぶ場合、どうしても男踊りや、もう少し難しい女性踊りを選びがちな私ですが、今回は、ダルマブダヤの皆さんに、この曲を選んでいただいて感謝です。ジョグジャカルタ様式やマンクヌガラン様式のゴレッとは、一味も二味も違う、スラカルタ様式のゴレッの良さを、改めて認識した次第です。
ちなみに、ダルマブダヤさんのFacebookページの今回のイベントに関する記事は、以下からお読みいただけます。
<iframe src="https://www.facebook.com/plugins/post.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2FDharmaBudayaJapan%2Fposts%2F2668267996516830&width=500" width="500" height="1029" style="border:none;overflow:hidden" scrolling="no" frameborder="0" allowTransparency="true" allow="encrypted-media"></iframe>
演奏するにあたって、私の細かい要望にも応えていただきましたし、とても楽しく、気持ちよく、踊りになりきって踊れました。踊っている時は自分がないですね。
たくさんの方々にも見ていただけて、楽しんでいただけて、感謝です。
ここのところ、以前、ジャワ舞踊の大御所、ダルヨノ先生から学んでブログにも書いたことを、少しずつ意識しながら踊っています。
私なりにジャワ舞踊を踊ることができ、多くの人に楽しんでいただけ、心豊かな気分になっていただければ幸いです。
ちなみに、ダルヨノ先生に学んだことの、以前に記事はこちらからお読みいただけます。
ジャワ舞踊、男性舞踊の大御所から学んだこと(1)~エネルギーの伝達 - 香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~
ジャワ舞踊、男性舞踊の大御所から学んだこと(2)~時間とスペース、気、深いところとの繋がり - 香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~
ジャワ舞踊、男性舞踊の大御所から学んだこと(3)~気とオーラ - 香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~
今回はこんなところで。
今夜からジャワへ行ってまいります。
読んでくださってありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日となりますように。
公演のご案内
このブログにご訪問頂きありがとうございます。
蒸し暑くなってきましたね。
私は、ジャワ渡航前であることに加えて、いろんなことが起こり、バタバタで、なかなかブログも更新できていません…。ちなみにジャワへは24日(月)に出発予定。
今日も、さっと、公演のご案内です。
6月23日(日)に、大阪のみんぱくにて、音楽の祭日2019 in みんぱくに参加させていただきます。ガムラングループ・ダルマブダヤさんのお誘い。
いろんな国の音楽が、一日中楽しめますよ!
私の出演は3時半過ぎぐらいだと思います。
以下のfacebookページからご覧いただけます。
<iframe src="https://www.facebook.com/plugins/post.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2FDharmaBudayaJapan%2Fposts%2F2632192656791031&width=500" width="500" height="635" style="border:none;overflow:hidden" scrolling="no" frameborder="0" allowTransparency="true" allow="encrypted-media"></iframe>
お時間のある方は、是非、お越しください。
読んでくださってありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日となりますように。
丹生川上神社下社 例祭(2)
このブログにご訪問頂きありがとうございます。
さて、前回の続きで、丹生川上神社下社の例祭に参加した時の記録です。
前回については以下からお読みいただけます。
丹生川上神社下社 例祭(1) - 香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~
例祭が終わった後、いよいよ、きざはしに登れます。11時半ごろでしたかね。
アナウンスでは、崇敬会会員、大屋根奉賛された方々、一般の方々の順に登れます。その場(座ったところ)でお待ちください、と言っていたのですが、そんなことはお構いなく、大勢の人が階段前に殺到。
仕方なく、私も急いでスーツケースを預け、並びました。
折りしも、太陽が強く照ってきて、非常に暑く、帽子か日傘がなければ、日射病になりそうでした。
でも、列は遅々として進みません。みんな、直射日光のもと、1時間以上並んでいたと思います。
テントでは机を並べて、直会が始まっていました。
一時間ぐらい待ったでしょうか。その頃になって、やっと、整理をしている方が、崇敬会と大屋根奉賛された人が先に入るようにと案内してくれて、やっと、国旗の飾られた鳥居をくぐることができ、本殿脇のテントの下(日陰)の椅子に座って待機することができ、一息つきました。
緑がきれいです。
もうすぐ登れそうです。
20人ぐらいずつ本殿に入り、お祓いを受けます。
そして、そこで、荷物を預けることもできます。私も、持っていたリュックを預けました。
そして、順番にきざはしを登っていきます。
その場所の写真はありませんが、75段ということで、結構な長さ、登りがあるように見えます。
上でお参りされている人待ちなので、ゆっくり、途中で止まりながら登っていきます。きざはしは檜で作られているのでしょうかね。とても良い香りがします。新しく、清らかな感じです。そして、とても良い風が吹いていました。非常に気持ちよかったです。
ところどころ止まって、ゆっくり上がっていけてとても良かったです。
一般の方は、きざはし75段の上までは登れるようでした。そこが中段なのですね。そこから先のご神前に入れるのは、崇敬会の方と、大屋根奉賛された方のみ。多くの方が奉賛されていたようでした。
そこから先のご神前は、少しの距離でしたが、別世界でした。
いま思い返せば、なんだか安心感のある懐かしく感じる場所だったような。由緒ある村の神社という感じもしたことを覚えています。天空のお社という感じもしました。
そして、画家の井上文太による龍の絵が何枚も飾られていました。数えませんでしたが、額に入れられた細長い絵が7~9枚ぐらいあったような…。それぞれ違うポーズをした龍の絵。白(銀?)と金で書かれていたように思います。とても清らかな感じがしました。
さっとお参りさせていただき、そこに置かれたお守り2種類をひとつずついただきました。(ちなみに、これらのお守りは中段にも置かれていました。)
例祭の時しかいただけないお守りだそう。
それを教えてくれた方は、板状の方のお守りを何枚も持って行っていたので、なかなか良いお守りなのかもしれませんね。
そして、中段の脇の甕にたくさん差してあったカーネーションも、これから数日天河へ行くので迷ったのだけど、白のカーネーションを1本いただき、きざはしを降りました。
カーネーションはとってもよい香り!
降りたところで、それぞれ(お守りとカーネーション)ひとつにつき、500円支払いました。サービスというわけではないのですね。当たり前か。
ちなみに、カーネーションは、天河の民宿で花瓶にさしておき、その後自宅に持ち帰りましたが、今(6月11日現在)でも綺麗に咲いています。
きざはしを降りてきてから、本殿前で記念写真
本殿には、こんな所が飾られていました。
「舞鳳翔龍」でしょうかね?
脇からきざはしの写真を撮りましたよ。
今度は反対側から
美しいですね~。ほれぼれします。
こちら側にはご神木の欅があります。
本殿脇は、御神水をいただける井戸が。
下に降りて、直会をいただきに。
私が降りたころには、柿の葉寿司や団子は終了していて、おうどん(にゅうめん?)のみ残っていました。
シンプルですが、おいしかったです~!
さて、早めに天川村に着きたくて、早めのバスに乗ろうと思っていたのですが、そのバスには乗れず、結局、天河神社での集合時間ちょうどに間に合うバスに乗ることにしたので、時間があまり、少しのんびり、ぶらぶらしました。
境内には、いくつかの御神石(と呼ぶのでしょうか?)がありました。
ご霊木、多羅葉も
もう一度、お馬くんたちに会いに行きます。
お役目を終えて、たてがみの編みこみもほどいてありました。
白馬くんのほうが、人懐っこそうでした。
へえ~。絵馬発祥の社なんだ~。
改めてきざはしの大屋根を見ます。
もっとアップにしてみます。
金剛組が請け負ったのですね。素晴らしい。
きざはしの修復は150年ぶりと聞きましたが、合っているのかな?
そして、この新しいきざはしは200年は持つとか。
稀有な時に参拝出来て良かったです。
1時半ごろになっても、まだまだたくさんの人々がきざはしに登るために並んでいらっしゃいました。
そばを流れる丹生川にも行ってみました。
川の脇に神社ののぼりがたくさん立てられています。
水はそれほど冷たくなかったです。
太陽
13時53分に長谷バス停を出発するバスに乗るので、丹生川上神社下社へ別れを告げます。
長谷のバス停は、道の片方にひとつしかなく、どこで待てばよいのかよくわからず、そばで交通整理をしていた警備員さんに聞くと、その辺りで待っていれば、大丈夫とのこと。「バスが来たら止めてあげるから大丈夫~」と。親切な警備員さんです。
乗る予定のバスは、天河大辨財天社のすぐ前まで行くバス。便利で良いですが、天河でのリトリート参加者がたくさん乗っていると予想していたので、乗れるかどうかちょっと心配でしたが、何とか乗り、座ることもできて良かったです。
そうして、無事、天河大辨財天社へ向かうことができました。
読んでくださってありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日となりますように。
丹生川上神社下社 例祭(1)
このブログにご訪問ありがとうございます。
私の家の辺りでは、すでに梅雨入りし、雨がよく降っています。
さて、去る6月1日、丹生川上神社下社の例祭に参加してきました。
実は、昨年10月に友人と、行き当たりばったりで訪問した神社なのです。
その時は工事中でした。
その時の様子は、以下からお読みいただけます。
天河神社とその周辺へ超特急の旅(2)~天川村と丹生川上神社下社編 - 香りの舞い ~流れる水のように 燃える火のように 静かな大地のように 自由な風のように~
工事中で社殿もよく見えない状態でしたが、その時にお会いした若いご神職の方が、翌年(今年)の5月には完成して、例祭のある6月1日のみ、きざはしに登れると教えてくださったのです。
この神社は、闇龗神さまが御祭神で、私の自宅から一番近くて散歩途中にもよく寄る、最近移ってきたお社に祭られている高龗神さまと、基本的には同じ神様と聞いたこともあるので、そんなところもちょっと縁を感じています。また、なんといっても、神社の雰囲気が素敵だったのです。
そんなわけで、6月1日に行けたらよいなぁと思っていました。
そんな時、以前から参加したいと思っていた、天河神社での瞑想と祈りのリトリートが6月1日から4日に行われることになり、即決で参加を決めたわけですが、天河神社での集合が午後3時だったので、その前に丹生川上神社下社に寄れと言わんばかりのタイミングだったわけです。これは呼ばれたかも。寄らなければと、前日に奈良入りして奈良市内の叔母の家に泊り、早朝から丹生川上神社下社へ向かったわけです。
近鉄電車で下市口駅で降り、そこから路線バスで向かうわけですが、絶対に混むだろうと思い、最初のバスの出発時間(8時47分)の45分ぐらい前に着く電車を選びました。奈良市内の叔母の家から下市口までは1時間半ぐらいかかりましたかね。
結果、その時間に行って大正解でした。私は5~6人目にバスに乗ったので、大荷物にもかかわらず、一番前の席に座れ、何とか荷物を置く場所も確保できました。座らなければいけないわけではないですけれども、山道ですし、荷物も多かったので座れて助かりました。バスは、ドアを閉めるのも大変なほど、ぎゅうぎゅう詰めで出発。人が多いと、臨時バスも出してくれることがあるようですが、あいにくこの日は、バスが出払っていて臨時バスが出せないということでした。私が下市口のバス停で待っている間、何グループもの修験道の行者さんたちが到着して、チャーターした奈良交通のバスで出発されていったので、そのせいだったのでしょうか。
さて、長谷というバス停まで、30~40分だったでしょうか。
丹生川上神社下社は、長谷バス停のすぐ近くにあります。
(上の写真は例祭の終わった午後に撮影した写真です)
9時20分ぐらいには着いたと思うのですが、すでにたくさんの人が集まっていました。
境内には白いテントが張られ、いすが並べられていました。
新築された75段木造階(きざはし)に登りたいなと思って行ったのですが、神前すぐ近くまで登れるのは、崇敬会会員か、「大屋根奉賛」の寄付をした人のみとのこと。
一般の人でも中段まで登れるけれども、登る順番は崇敬会会員、奉賛された方、そして一般という順番で、例年だと、午後2時か3時ぐらいまでかかります、という話でしたが、中段というのがいまいちどこまでだか分らず、また、私は時間制限もあり、早めに登りたかったですし、とても気に入っている神社にご寄付をするのもいいなと思い、寄付をすることにしました。
寄付の受付の方はとても良い方で、前の方に座っていれば、早く登れると思いますと教えてくれました。(ちなみに、そうとは限りませんでした。)また、もし、私が出発しなければいけない時間までに登れなかったら、お金をお返ししますとまで言ってくださいました。どちらにしろ、返していただくつもりはなかったですけれどもね。また、きざはしに登る時には、そこで、私の小さいスーツケースを預かってくれました。
後で調べると、どうも、崇敬会以外の方が神前すぐ近くまで入れることは、例年はなかったようですね。確かな情報ではないですけれども…。
一人だったので、割合前の方の席を確保でき、そこで、例祭に参加しました。
席を確保した後、例祭が始まる前に、まず、白馬さんと黒馬さんを見に行きました。
たてがみとしっぽが編まれていて、小ざっぱりした感じになっていました。
そして、御朱印もいただきに。
御朱印は、数人並んでいる程度。
割合すぐに御朱印をいただけました。
例祭は午前10時から始まりました。
主に写真でお伝えしますね。
白馬くんと黒馬くんも奉納されます。
白馬は、何周かぐるぐる回った覚えがあります。
うちの近所の高龗社も、まだ山の上にあった昭和の初めごろまでは、龍神、雷神の飾りつけを付けた白馬、黒馬を奉納していたらしいので、こんな感じだったのかなぁと想像しながら見ていました。
お役目を終えた白馬くんと黒馬くんが、戻っていきます。
儀式の途中、国家奉納もありました。歌われたのは、小出夏花さん。大阪の15歳の女性だそう。とても美しい声のように思いましたが、マイクもなかったので、かすかに聞こえる程度でした。
献饌と撤饌の時は、崇敬会の方たち(?)が、きざはしに並び、リレー方式で供え物を送っていきます。
撤饌時、ビデオのスクリーンの写真を撮りました。
例祭もつつがなく無事終わり、いよいよきざはしに登れます。
でも、ながくなるので次回に続きます!
読んでくださってありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日となりますように。